ボーダーコリーの「今日の日はさようなら」

作者 ボーダーコリー

10

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★★★ Excellent!!!

実際に診断を受けに行った事はありませんが、私自身、注意欠陥型だと感じています。

お仕事の時はかなり真面に出来るようになっているのですが、いざプライベートになると自分でも恐ろしくなるくらい注意力が欠落します。

自閉症スペクトラムのテスト数値は完全に判定基準を超えていますし、子供の頃の行動なんかを思い返しても当てはまる事が多すぎて。

本当に、毎朝のように忘れ物をします。
以前はそのまま通勤してしまう事もあったのですが、妻が口うるさく言ってくれる影響もあり、今では家を出て直ぐに気付ける事が多くなりました。

自分で自分の欠点を理解し、他人からもそうである事を理解され、どうにかこうにか生活しています。

理解する事の強み、大切だと思います。

★★ Very Good!!

少し前、小さな施設で肩書きばかりの支援主任をしていた私としては、発達障害という単語に強い感情の揺れを覚えます。
障害というと、特にここ日本では、障害を持った当事者にこそ問題があるように思われる方が多いと思われますが、あくまで私個人の意見として、最も大きく感じたのが「当事者と家族の間にある障害」でした。
障害とは、主に人と人との「関係性」に生じる概念だと感じています。
理解できているつもりでも、理解できていない。
理解しているふりをして、自分の解釈の押しつけをしてしまっている。
そんなご家族を何度も見てきました。
けれど、家族の立場というものは一種異様なほどに強い。
私は何もできなかったと言っても過言ではありません。
何も変えられず、無力感に打ちひしがれました。
ちょっと内容的には外れるかもしれませんが、そんなことを思い出した次第です。
何が言いたいか解らなくなりかけましたが、そうですね、障害というものは「有無」で語るものではなく、「度合い」で語るものではないかということかもしれません。
誰にでも、誰と誰の間にでも障害は存在する。
そう考えれば、少しだけ丸い世の中になるような気がするのです。
お目汚し、失礼いたしました。