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前回、


玲奈への思いを諦めようとしていた理沙だが、そんな彼女の前に宿敵、MIOが姿を現す、


MIOとの会話を経て、自分の玲奈への思いの強さを再確認、恋敵であるMIOと戦い、愛を勝ち取ることを誓う理沙、



互いに、譲れない思いを力に変え、玲奈への愛を勝ち取る戦いが、今、始まる、







「ところで、理沙さん」



「……何かしら?」


「今日、私は一週間ぶりに学校へ登校してきました、そしたら玲奈さんの姿が見当たらないのですが、どこへ行かれたのでしょうか?」


「あぁ、玲奈なら昨日から自宅謹慎中よ?色々やらかして一週間の停学処分くらったの」


「……そ、そうなのですか」


「……ええ……残念なことに」


「確かに、それは……残念ですね」


玲奈のすべてを受け止める自信のあるMIOですら、少し引き気味になってしまう。



気を取り直して、



「……で?何で決着つけるのよ?」



先に理沙が問う、



「当然、ラブパワーですよ!」


相手を思う気持ちが強い方が勝つ、



「ラブパワー?何かしら?それ……ここで愛を叫び合うのかしら?」



いきなり知らない単語が出てきて戸惑う理沙、



だが、



「とぼけても無駄ですよ理沙さん、感じるんですよ!あなたから、私と同じ、ラブパワー使いの血をね!」




言うと同時、


MIOの体からバチバチと青色の電気のようなものが走り、MIOの背後に集まっていき人型に形付いていく、


やがて、電気のような光る何かだったものは、MIOと背丈が同じくらいの、女の子の姿になる。


だが、その女の子は明らかに普通の人間ではなかった、


なぜなら、まず、明らかに何もない空間から現れたこと、




そして、床から数十センチほど浮いているのである。





頭には鹿の角のようなものが生えており、肌は死人のように白い、


感情を見せない無表情でこちらを見つめるその目は、映ったものを凍りつかせてしまいそうなほどに冷たい、



「ほっほっほ!これがラブパワーの具現化です!私のラブパワーは、名を、ラブ・ザ・ワールドと言います、これが、あなたを地獄へ叩きおとす力ですよ!」


言って、理沙を指差すMIO、


すると、


MIOの背後に現れたラブ・ザ・ワールドも同じように理沙を指差す、



普通なら、その常識を超えた事態の数々を前に驚くなり、悲鳴をあげたりするところだが、


理沙は、




「へぇ〜、なるほど、それがラブパワーって言うんだ」



まるで目の前の超常現象を知っているかのように軽い感じで流す理沙、


その表情は、驚くどころか、ニヤリと笑みさえ浮かべており、拳を構える、


すると、理沙の周りに赤色の、電気のようなものが走り、先程のMIO同様、背後に集まって形を作っていく。




赤い光は、やがて人型を作り、理沙の背後にも一人の女の子が現れる。



MIOが出した女の子とは違い、理沙が出した女の子は、肌は、普通の人間と同じ、肌色をしており、頭に角は無く、

その目は燃えるようにギラギラ輝いており、視線で焼かんばかりにMIOを見つめている。


だが、


床から浮いている以外、普通の女の子にしか見えない、



理沙がラブパワーを具現化したのを見たMIOは、




「驚いた、あなたも出せるのですね」



少し驚きました、



と感心の声を上げる。



「名前をサイレント・ラヴァーと言うわ!出せなかったらどうする気だったのかしら?」


余裕を見せながら問う理沙、



「いえいえ、出せようが出せまいが、やることは変わりませんよ……あなたの心を再起不能になるくらい、ズタズタにぶっ殺して差し上げるってことはね!」


MIOが力を入れると、MIOのラブパワーである、ラブ・ザ・ワールドが、拳を構え、理沙へ向けて突進を始める。



対して理沙は、


「ハァ‼︎」


気合いを入れると理沙の背後に現れたサイレント・ラヴァーが、MIOのラブ・ザ・ワールドを迎え撃つべく拳を構え、振りかぶる、



そして、



互いの射程圏に入った両者は、目にも留まらぬ速さで拳を放ち、




数秒の間に、拳を何十と交える、



一瞬の攻防ののち、



決着は約二秒後につく、



「きゃあ‼︎」


理沙のサイレント・ラヴァーが胴に何発かもらい後ろに吹っ飛ぶ、


すると、理沙も同じく吹っ飛び、後ろにあった教卓に背中から激突、教卓を破壊しながら止まる、


「イッタタタタ……」


と、腰の辺りをさすりながら立ち上がる理沙、


「ほぉ〜、立ち上がりますか、今のは手応えありでしたがね?」



不思議そうに首をかしげながら言うMIO

今ので決着がついたと思っていたようだ、


「ホント、今のは痛かったわよ、私がじゃなければあなたの勝ちだったでしょうね……」



フラフラとMIOへの距離を縮め、自分の射程距離へ入れようとする理沙、


「どうやら、なかなかやるようですね」



狩るべき獲物から倒すべき敵へと、理沙への評価を変えるMIO、


「簡単にやられなくて残念だったわね?MIOさん?」


自分が不利であることに変わりはないが、なんとか余裕を作る理沙、


「まさか!むしろよかったですよ!初めての敵があなたで……こんなに手応えがある相手がいきなり現れるとは、これは大収穫ですよ!」


嬉しそうに言うMIO


「では、もう少し私のレベルアップに付き合ってもらいましょうかね?」



「いいわよ!ただ、次で決めるけどね!」



次で最後、


まだ一度しか拳を交えていない両者だが、



なんだか、不思議と互いのことが分かってきていた、



そして、


一息、



互いの目を見つめ合い、再び拳を交えるべく、構える両者、



「では見せてあげましょう!私のラブ・ザ・ワールドの必殺技を!」


先に行動を起こしたのはMIOのラブパワーだった、



ラブ・ザ・ワールドは人差し指を、相手を貫かんばかりに理沙へ向けて、自らの力を集中させていく、


すると、ラブ・ザ・ワールドの指先にビー玉ほどの、光の球体ができ、さらに大きくなっていく、



やがて、ボーリング玉ほどになったそれを構え、放つ、



「くらいなさい‼︎”ラブ・ビーム”‼︎」


ラブ・ザ・ワールドの指先から放たれた光の球体はそのまま理沙へ向けて飛んでいく、


対して理沙は、



「ハァァァァァァァ……」




理沙のラブパワー、


サイレント・ラヴァーは両の手のひらを向かい合わせ、胸の前で構え、力をそこに集中させていく、



すると、サイレント・ラヴァーの両の手のひらの間にある空間に、MIOのラブ・ザ・ワールドと同じく、光る球体が現れる、




「ラ・ブ・リ・イ〜……」



理沙が力を溜めると、光る球体は次第に大きくなり、光が強くなっていく、



ひときわ光が強くなった瞬間、



「シュ–––––––––––––––––ト‼︎」



こちらはそのままではなく、光線となって放たれる、




ぶつかり合う光と光、





辺りはその衝撃でめちゃくちゃになり、窓ガラスは割れて飛び散り、ドアはこっぱ微塵に砕け、何処かへ消し飛んだ、


壁にも無数のヒビが入り、今にも崩れ出しそうだ、




だが、両者は構わず放ち続ける。




押し負けた方が、この勝負に敗北する、

と、


二人は悟っていた。



絶対に負けたくない‼︎




という気持ちのもと、両者の光はさらに強さを増し、



やがて、互いを打ち消し合い、相殺される。




「ハァ、ハァ、……さすがにこれは驚きました。まさか、互角とは……」




肩で息をしながらも、なんとか言葉を発するMIO、


「……ゼェ、ゼェ、あなたこそ、とんでもない力ね……一体どんなトレーニングをしたのかしら」



今にも倒れそうな体を、気合いでもたせ、応える理沙、



「こうなっては仕方ありません、あなたにはこの私の、真のラブパワーの姿を見せてあげましょう!」


MIOは、そう言うと、残っていた力の全てを使い、自らのラブパワーに注ぎ込む、


「私のラブパワーは進化する!光栄に思いなさい!私のラブパワーのこの姿を見せるのはあなたが最初で、最後になるでしょう!」


瞬間、



ゴォォォォォォォ‼︎



と、


MIOの周りのラブパワーが光を増し、ボロボロになった教室内を埋めていく、


そして、


MIOのラブパワーがさらに強い光に包まれ、



再び姿を見せた時には、




「……そんな‼︎……」





……全身を白い鱗に覆われ、一対の翼を広げ、まばゆい光を発するその姿は、


まさしくドラゴン‼︎



なんと、



理沙の目の前に頭から尻尾までが約5メートルはあろうかという、白く美しいドラゴンが現れた‼︎



しかも、先ほどとは比べ物にならないほどのラブパワーを纏い、さらに増していく、



MIOの纏っていたラブパワーの強さがさらに増していく様子を見て、理沙は、絶望する。


今まで、理沙は間違いなく全力だった、だが、奴は、MIOにはまだあんな奥の手が残されていた、


……さすがにもうダメだ……


理沙が、目の前の絶望に膝を折りかけた、



その時、




『理沙……』



今や、自宅謹慎中の、


愛する玲奈の声が聞こえた気がした。




「……ホント、何やってんのよ、玲奈の奴は……」



目の前には絶望、


自分にはもうあれに対抗する手がない、




愛する玲奈は、自宅謹慎、



という状況、




口元には笑みを浮かべ、完全に脱力した様子の理沙、


だが、



絶望的なこの状況で、


そんなバカのことを思った理沙だが、



それでもまだ立っていられた、


「そうよ……まだ、負けられない!玲奈に、この思いを伝えるまでは!」


本当に最後の力を振り絞り、ラブパワーに力を入れる理沙、



その時、


「……何……これ……」




パァァー‼︎と、


今にも消えかかっていた、理沙のラブパワーの赤い光が強まり、理沙を包んでいく、


すると、



今までの辛さが嘘だったかのように、体が軽くなる、


さらに、さっきまでの全力とは比べ物にならないくらいの力が溢れてくる、




今、理沙の目の前には絶大な力を持った存在がいる、


だが、



今のこの力はそれよりも強くなっているという確信が、理沙にはあった、



これなら……


「……いける!」




力を得た理沙は、もう何も怖くない、と目の前に立つMIOを見据える



こうして、




両者、決して譲れないものを賭けた、女の子達の戦いが、いよいよ最終局面へと進んでいく、




––––––––––




「ほぉ〜、まだそんな力を残していましたか……」



最早、



目の前の敵に何があっても驚かないというくらい、それまでの戦闘で驚かされたMIO、



ここへきて、MIOは今までにないくらい冷静になっていた。



「ですが、この進化した私のラブパワーの前では、どんなに足掻こうと無力です!さぁ‼︎消し炭になりなさい!」


MIOの進化したラブパワーである、白いドラゴンは、口を大きく開いて咆哮する。



そして、



先ほどとは比べ物にならないくらいの大きさの光の球体が、ドラゴンの開いた口に生まれる。




––––––数秒後には、光線が発射される、



くらえば、跡形も残らないだろう、


だが、


「私も今は、ものすごく冷静なのよね……」



MIOのラブパワーが進化により姿が大きく変化したのに対し、理沙のラブパワーには一切の変化はない、



だが、



今の私に怖いものは……無い‼︎




あちらが決めに来るなら、こちらは全力で応えるのみ!





再び、先ほどと同じ、ラブリーシュートを打つ時の構えに入る理沙のラブパワー、セカンドラヴァー、



「ほほほっ、最後に何をするかと思ったら、またその技ですか……残念ですよ、それでは私の攻撃は止められない!」



ドラゴンの口に生まれた光の球体はさらに光を増し、発射態勢に入る、




「では!行きますよ!……必殺!–––––滅びのラブ・ストリーム–––––‼︎」


勝ち誇ったかのような、MIOの攻撃宣言と共に、MIOのラブパワー、ドラゴンから凄まじいブレスが発射される、



迫り来るブレスを前に、



「さっきと同じですって?……それは違うわね、くらいなさい!私の最強の技––––ディメンジョン・ラブ‼︎–––––」



高らかに攻撃宣言した理沙だが、攻撃は、今までの派手な光線や、パンチではない、



ただ、自分の前に黒い煙のようなものが集まり、渦を作り出しただけだった、




だが、



その渦に、ドラゴンのブレスが吸い込まれていく、



その様子を見ていたMIOは、



「なんですって⁉︎……攻撃が、吸い込まれていく……」




またもや予想外の攻撃、

だが、


「あちらの攻撃に殺傷能力は感じない」



なら、


このまま押し切る、


と、ブレスの威力をさらに高める、



しかし、


すぐにその事を後悔する、



MIOは見たのだ、



くらえば、炭すら残らない圧倒的な攻撃を前に、


……笑みを浮かべている理沙の顔を、



これは……攻撃を跳ね返す攻撃か‼︎




理沙の攻撃の意図を悟ったMIOは、



「くっ……しまった…‼︎」


慌ててブレスを止めるMIOだが、もう遅い、


理沙の勝利の方程式はすでに整っていた、



後は渦に飲み込んだ、MIOの攻撃を跳ね返すのみ‼︎



「ハァァァ‼︎」



理沙は、渦の力を反転させ、MIOのドラゴンへ向けて跳ね返す、


「そんな……バカなぁぁぁぁぁぁー‼︎」


向かってくる自分が放ったブレスを前になす術なく叫ぶMIO、


やがて、光はMIOを飲み込み、



理沙達のいる校舎の約半分を消しとばして、消える、



「……ハァ、ハァ、……なぜ、外したのですか……」



最早、戦う力もなくなり、ドラゴンも消え、その場に崩れ落ちるMIO、


「そんなこと、決まってるじゃない!玲奈がいる学校で殺人なんて、玲奈が悲しむからよ!」




「玲奈が……悲しむ?」



『人殺しはダメですよ?もったいない』


『校内で殺人事件は流石に怖いから』


それは、MIOがいつか聞いた、玲奈の言葉を思い出させた。





「そう……それに、いくら相手が殺す気でも、私が同じことをすれば、私は、その相手と同じになってしまうじゃない?」




あぁ……


これも知ってる……



「玲奈……」



思わず玲奈の名が口からこぼれると同時、



ふとMIOは気づいた、


自分の頬を涙が流れていることに、



「……あぁ……勝てないなぁ〜……」



そこには、戦意は無く、ただ思ったことが口に出てくる女の子が一人、泣き崩れていた。




……こうして、ちょっと不思議な力を持った、二人の女の子の戦いは幕を閉じる。



––––––––––




翌日、


「フンフン〜……」


意気揚々と鼻歌を歌いながら学校へ向けて歩く理沙、


「結局、玲奈に頼まれたカメラも、そのデータも消し飛んじゃったけど、まぁいっかー」


カメラどころか、校舎が半分消し飛んじゃったわけたが……



なくなってしまったものはもうどうしようもない



そして、カメラと共に消し飛んだ校舎だが、



たまたま、その校舎には人がいなかったため、怪我人はなく、何をどうしてこうなったのか、誰も説明できない上、言ったところで信じてもらえないことから、大きな事件にはならず、ミステリーとして、しばらく語られることになるにとどまったのだった。


その後、MIOは、今回自分のしたことが、玲奈を悲しませることになる行為であったことに気づき、改心、



今度は実力で勝負すると、言い残し、また何処かへ修行の旅に出た。



……授業には出なくて大丈夫なのかしら?




しかしまぁ、



それにより、



あゆみや玲奈へ及ぶ当面の危機は去ったと言えるだろう、MIOには、次会う時までにはまともになってくれていることを祈るばかりだ、



一方、理沙は、



「……うーむ、カメラのこと、玲奈になんて説明したものかしら……」



玲奈にカメラのことを伝えたいのだが、なんて言ったものかと、悩んでいた。


直接言うにもメールで言うにも、あの状況を説明したところで信じてもらえないだろうし、




「 ……玲奈が来週登校して来た時に、校舎のあの状況を見せながら説明しようかしら」



ということに落ち着くことにする、




そして、メールと言ったら、


「ふふふ……MIOのヤツ……」


理沙の携帯の画面に表示されているMIOの名前、



MIOは、旅立つ直前、理沙とメールアドレスを交換したいと言ってきていた、


今回のように、せっかく帰ってきたのに玲奈が自宅謹慎中だったなんて失態をまた繰り返さないために何か変化があれば教えて欲しいらしい、




かわいいヤツめ……




まぁ、結果のして、




理沙の携帯の連絡先登録画面に、名前が一つ増えたこと、


そして、互いの想いをかけた、激しい戦いを経て、成長した(?)理沙とMIO、





「MIOのおかげで自分の気持ちに前向きになれたことは事実だし、感謝しないと」


自分の玲奈への気持ち、



いつか、伝えるその時まで、大切に育てよう……






と言うわけで、






なんだがハッピーエンドっぽい感じにまとまりつつあるこの話だが、



言ってしまうと、


理沙にはラブパワー使いという、謎の設定が付き、



玲奈が楽しみに(?)しているカメラの映像が、彼女の知らぬ間に校舎の約半分と共に消失したという、



理沙の携帯の連絡先が一つ増えたことと、玲奈への気持ちが少し本気になったこと以外、マイナスの方が大きい結果となったのだった。





もっと言ってしまうと、理沙のラブパワー使いという、今回ついた新しい設定、今後使う予定は……一切ない、





–––––––––––ちなみに、




一週間の謹慎が解け、学校へ登校してきた玲奈に、



半壊した校舎を見せながらカメラの最後を伝えたところ、


「なん……じゃそりゃあああぁぁー‼︎」



と言って、その場で仰け反り出したかと思うと、



そのままブリッジをし、カサカサとGのごとく校内中を這いずり回り、謎の校舎半壊事件より、学校中を騒がせることになったが、





「……まぁ?こんなこともあろうかと、きっちりバックアップは取ってあるからデータは大丈夫よ!」



その後、先生方に駆逐され、説教くらって帰ってきた玲奈がほざく、


校舎が半壊することまで予想しているとは、流石は玲奈がね……




とまぁ、こんな感じで、私はこれからも玲奈の側にい続け、いつか告白できたらなと思います、




理沙の奇妙な冒険



〜THE END〜


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