第10話 先輩魔法師は目撃した

「掃除が……」

「僕と掃除一体どちらが大事だ?」


 それは王子様でしょう。

 一人で行かせるわけにはいかないではないか。


「こういったことを一度言ってみたかったのだ」


 走ることを止めて歩いているアリアスの横にはフレデリック。ふふん、と満足げだ。どこでそんなことを覚えてきたのかという台詞で切り返しを行ってくる。

 二人が歩いているのは、城の外。

 アリアスの手にはバケツはない。結局置いてきてしまったのだ。空っぽの手を見つめながら呟くも、仕方がない。今日は掃除を諦めなければならないだろう。師が先に戻っていそうだ。


「確かに掃除はやろうと思えばいつでも出来るので別にいいんですけど、騎士団に行って何をするんですか?」

「訓練に混ぜてもらう」

「ええ? そんなこと可能なんですか?」

「うん、許可は二年ほど前に取った」

「もしかしてご自分で、ですか?」

「もちろんだ! 僕もさすがに難しいかと思ったが、意外に簡単に許してもらえた」


 騎士団の訓練に混ぜてもらうとは一体フレデリックは何を目指しているのか。そして簡単に許してもらったのか。


「アリアスも一緒にしよう」

「遠慮します」

「遠慮することはない」


 遠慮ではないのだ。

 やがて着いたのは、竜の降り立つあの場所ではなく、別の訓練施設のようだった。それでも大きい。

 それにしても、騎士団とは魔法師騎士団の方か。まぁ、彼も魔法師を育てる学園に通っているのでそれを考えれば妥当か。

 王子と一緒にいるわけで、アリアスもさっと中に入れてしまえる。

 中に入ると当然軍服姿の人間が一気に増える。

 通路を堂々と歩くフレデリックの後ろから、堂々と出来るはずもないアリアスは目をきょろきょろとはさ迷わせないが落ち着かないながらに歩く。若干猫背になっている感じは否めない。

 とにかく、何が落ち着かないかというと、慣れない場所、ということ以外に一様に同じデザインの衣服の中に全く異なる装いで飛び込んでいることが上げられるだろう。


「フレデリック王子こんにちは」

「王子、こんにちは。学園の方はお休みなのですね」

「フレデリック王子お久しぶりです」


 そんな騎士団の団員たちはすれ違うとフレデリックに挨拶をしていく。

 その雰囲気で何度もここに訪れていることが窺えるものだ。フレデリックの方も挨拶に挨拶を返している。


「フレデリック王子よろしければ私がお手合わせを」

「いいのか? よし! よろしく頼む。アリアス、怪我をしないように見ているのだぞ」

「怪我をしないようにというのはこちらの言いたいことですけど、王子」

「何を言う、怪我は訓練に付き物だ!」


 フレデリックは生き生きと借りた剣を握りしめて通路の先の広い空間へと駆けていった。

 その場所ではあらゆる場所で剣の打ち合いがなされており、刃のぶつかり合う音が耐えない。ここだけ見ていると、普通の騎士団と変わらないのだろうか。どうも今は魔法を使った訓練ではないらしい、とアリアスは入ってすぐに隅に寄って光景を見ながら思う。

 それから、フレデリックが騎士団の団員の一人と向き合ったことを捉える。少しも経たない内に剣が交わり、空間に響く音たちに混ざったことを知る。


「フレッド王子、すごいなぁ」


 本物の剣を使っていて大丈夫なのだろうか、と半ばはらはらしていたアリアスだったが始まった打ち合いを見守っているとフレデリックに感心するばかりだ。

 相手をしている団員の上手さもあるのだろうが、フレデリックの腕にそれなりのレベルがあることに変わりはない。剣のぶれもなく、難なく剣を振るい受けている。

 その様子に、フレデリックとあまり顔を合わせなくなってから彼が積み重ねてきたものを垣間見る。もう、子どもであった頃とは違うのだと染々と感じた。





「…………」


 新鮮さがあったのは、最初の数十分。

 視線の先には、汗をかいているもののキラキラとした色彩と生き生きとした顔でまだまだ疲れた様子など見せない王子様。

 アリアスはとうとう一度、剣を打ち合っている広い空間からそこへ繋がっている通路に出る。

 そうしてから、中を窺える位置で邪魔にならない程度の位置で中を見る。

 あの中に何もしないでいるのはどうも厳しい。フレデリックは慣れられているからか馴染んでいるが、アリアスには時おり視線が投げ掛けられていた。城に支える者のお仕着せを着ているわけではないので、王子との関係性がはっきりしないためでもあると考えられる。


「……はぁ」


 ため息がぽろりと出てしまった。

 しかし、壁にもたれかかり、剣を振るフレデリックを目に映すとまぁ彼が楽しそうならいいかという気もしてくるのだから不思議だ。


「だから馴染んでるのかも――」

「何してんだ」


 そのとき、耳のすぐ側から、背後からの低い声。

 アリアスは瞬間的にぴくっと肩が反応する。次いで、勢いよく振り向いた先には声の持ち主の顔があった。

 だが、その端正な顔もはぼ同時に離れていく。

 声からして疑うべくもなく、立っているのはゼロだった。

 足音はしなかった。ゆえに結構驚いたアリアス。


「……び、っくりしました」

「悪い。後ろ姿見てたらつい」


 突然としか思えないほどに姿を現したゼロは本当につい、という感じで謝ってくる。

 足音を消すことは本当に止めて欲しい、とアリアスは思う。

 それはそうと、とゼロは首をほんの少しだけ傾ぐ。後ろ姿で誰だとは分かったらしいが、アリアスがここにいることに疑問を抱いたようだ。


「騎士団にいるなんて珍しいな。どうした?」

「実はフレッ――フレデリック王子と来まして」

「第二王子と?」


 問われたアリアスが中をちらりと示しながら理由を話すと、ゼロも中を見て確かめてフレデリックを目にしたかと思われる。「おーおー元気な王子だよなあ」と面白がっているような声音だ。

 そうしてひょいと視線を戻す。


「何だ、会いに来てくれたかと思ったのに」

「え、ええと」

「道理でさっき侍従が探し回ってたわけだ。とりあえず、中入れよ」


 出てきた中に促される。

 ゼロの後ろから再びそっと熱の籠る空間に入ったアリアスはゼロの納得の言葉にはっと思い出す。

 そうだった、王子は剣を取りに行った人が帰らない内に飛び出して行ったのだった。そして最初に会ったときすごくフレデリックを探していたあの人は侍従だったのか。

 それは今も探しているだろう。

 すっかりそのことを頭から抜けさせていたアリアスはしまった、と少なからず思う。


「あれじゃあ侍従がその内心労か何かでやられちまいそうだ。王子のあの様子だと結構前からいるんだろ?」

「はい、まぁそこそこ」

「ならそろそろ戻ってもらった方がいいな」


 団長であるゼロが入ると周りの、気がついた団員たちが彼に軽く礼をしている。訓練をしている団員たちは免除されているのか、時々目礼していることが分かる。

 いや、何だかさっきよりも視線が増えた気がする。ゼロに向けられたあとに、否応なく分かる視線だ。彼らの団長と歩いているから、という理由しかあるまい。

 訓練をしている中に躊躇なく足を向けていくゼロ。危ないのでは、とアリアスは思ったが、すぐに道が作られる。

 真っ直ぐ先にフレデリックと一人の団員が見える形となる。


「……もしかして、フレデリック王子に騎士団の訓練に混ざることを許可したのってゼロ様だったりしますか?」

「王子に? いいや、そりゃあたぶんジョエル団長だな、黄の騎士団の団長の」


 どうもフレデリックは学園の長期休暇によく来るらしく、三つの騎士団をランダムに訪ねているそうだ。

 白の騎士団の訓練施設であると思われるここに来ていることから、フレデリックの話を擦り合わせてそうかなと思ったが違った。そうか、黄の騎士団の団長が。

 歩いて行くと、二人の内、団長の姿に気がついた団員の方が手を止めた。一礼する団員の横で汗を拭うフレデリックにゼロは声をかける。


「王子、探されていましたよ」

「おお? もしかしてフィップか?」

「おそらくそうだと思います。失礼ですが、かなり探し回っていたので戻られた方がいいかと」

「むう、そうか。そうだな……今日は世話になった。ありがとう」


 フレデリックはいい汗をかけて満足したのか、すぐに頷き相手をしてくれていた団員にお礼を言った。




 *




「明日はかくれんぼだアリアス!」


 城に戻り、ずるずると途中で会った侍従に引きずられて行きながらのフレデリックの笑顔と言葉に、アリアスは控えめの笑顔で彼を見送ることしか出来なかった。ある意味我が道を行っている王子である。

 それはさておき、侍従に王子の引き渡しを終えたアリアスとゼロは当の王子の姿が完全に見えなくなるまでそちらの方向を見送っていた。

 実を言うとアリアスがフレデリックと一緒に戻るので騎士団に来たばかりかと思われるゼロにはいいと言ったが、さっき侍従を見たばかりだからと一緒に来ることとなったのだ。


「そういや何でまた王子と」

「えっと、偶然会ってそのまま成り行きで……」

「ああ、それ――も関係はあるか。じゃなくて、元々知り合いか?」


 何事かを言っているフレデリックの声も聞こえなくなり、にわかにゼロが声を発した。

 それか。考えてみるとそうか。自分が王子と顔見知りであるとは誰も想像しない。とアリアスは本当の質問を理解する。それは見る人によっては不思議な組み合わせだったろう。


「何年も前に、城に来たばかりの頃くらいでしょうか。通路でフレデリック王子とばったり、というかぶつかってしまって。それが初めて会ったときなんですけど、そのときがきっかけで王子と遊んだりするようになってですね……」


 今だけでなく昔からやんちゃで奔放な王子様だったわけで、ぶつかってしまった一瞬後には手を引かれて遊ぼうと誘われた。

 名前を互いに知ったのは夕刻だった。

 それでもうお仕舞いと思いきや、フレデリックの要望があり、アリアスはジオの弟子であったわけで度々顔を合わせた。

 そのことを、懐かしく思い出しながらゼロに言う。


「あの、ゼロ様、何か……?」


 言った、のだがふと視線を感じてゼロを見上げれば、彼はじっとこちらを見ていた。ばっちり目が合ったアリアスは尋ねずにはいられなかった。

 すると、ゼロは相も変わらずのままで何気なく口を開き、言う。


「三日ぶりだと思って」

「そう、ですね」


 『巣』へ行った日から、ゼロにもそれからルーウェンにも会っていない。師であるジオには彼の部屋に行くわけであるので会うのだが、彼らには会うことはなかったのだ。

 しかし、数日会わないことはもちろんあるのだけれど――


「会えるとは思ってなかったからラッキーだ。そこは王子に感謝しねえと」


 笑みを向けられて、加えてその発言に一気に言葉が詰まる感覚。急に――いや、アリアスが聞いたのだが――何だか不意すぎて。


「それと、ルーの奴昨日会えなかったってぼやいてたから知ったら悔しがるかなあいつ」


 しかしながら、ふっと一時漂った雰囲気は散った。

 アリアスは目を二度瞬いて、出てきた名前に同時に意識が向く。


「ルー様、お元気ですか?」

「ああ、いつも通りだ」


 昨日ジオのところにルーウェンが行ったらしい。けれどそのときアリアスはちょうどおらず、ルーウェンは用件を済ませるとすぐに業務に戻る他なかったとか。

 館に行っていたときかなぁとアリアスは昨日のことを思い出して当たりをつける。

 そうか、昨日、兄弟子は来ていたのか。と少し残念に思う。

 忙しいのだろうか。


「アリアス?」


 届いたのは、ゼロではない、女性の声。


「あ、ソフィアさん。こんにちは」

「やっぱりアリアス、良いところに……」


 声に反応して、顔を向けた先、後ろの通路に立っているのはミルクティー色の髪をしたソフィアだった。

 腕に紙束を抱えている彼女はなぜか言葉途中で口を閉じて目をぱちりぱちりとさせている。


「じゃあ、またな、アリアス」

「あ、はい。ゼロ様、ありがとうございました」

「今日会えて良かったぜ」


 ソフィアと会ったことで気を使ったのか、ゼロがそんな言葉を最後に残して横髪を撫でてから去っていく。

 彼も彼で途中で出て来てくれたのだった。その軍服の背中を見送って、アリアスは改めて振り返る。


「誰あの方、本物のゼロ団長?」


 そうすると、まだ同じ位置にいたソフィアが可愛らしい顔を大層困惑に変化させて言った。





「嘘、ゼロ団長があんなことおっしゃるなんて信じられない」

「お、落ち着いてくださいソフィアさん」


 半ば呆然としていたソフィアだったがすぐにアリアスの手を取って手近な部屋に入っていた。

 薄暗い部屋の中に入るやいなやソフィアは手の紙を落とさんばかりに掴んだまま振ってぶつぶつと呟いた。

 アリアスは急いでその紙を取り、避難させる。そうしたら、ソフィアの矛先がこちらに向く。


「落ち着いてるわよ。……そう、そうだわアリアス、あなたもしかして今年の『春の宴』の『灯火の娘』の役やった?」

「……い、いいえ」

「いいえ、やったでしょう。謎が解けたわ」

「謎って何ですか」

「『春の宴』のとき、ゼロ団長が『灯火の娘』と消えたっていう噂よ。見間違いじゃないかって最近は言われていたんだけど、さっきのを見てピンと来たわ。あなたでしょ、アリアス」

「あの、」

「魔法の灯りを提供したのはジオ様だったと言うし」


 つかつかと詰め寄られ、下がるアリアスは壁に追い詰められる。何だこれは、どういう状況だ。

 後ろには壁。前にはソフィア。

 とにかく、ソフィアの目が問い詰めるような口調とは裏腹に何だかきらきらしているような。何だか、口調もよくよく聞くと――


「ねえ、詳しく聞かせてくれる? アリアス」

「ひ、人違いです」

「目が泳いでるわよ」


 恋愛事が大好きで、それに関して推理が鋭すぎる先輩からは逃げられそうにもなかった。





「え!? じゃあアリアスの話の人って結局ゼロ団長だったの!?」

「そうですね……」


 根掘り葉掘りとはこのことを言う。

 壁際で向き合ったまま尋問されること二十分。アリアスは疲れきっていたが、ソフィアは驚き同時に興奮していた。はしゃいでいるとも評せる。


「えー、あり得ない。でも、実際見てしまったから信じるわ。そうなの……人って外見と噂で出来てるわよね」


 かと思うと、何かさっきの光景で思うところあったのか悟ったようなことを言う。

 外見と噂。噂とは何なのだろうか。


「ねえアリアス、」

「これ以上は勘弁してください……」


 何も面白いことなど出てこない。何より動き回ったはずでもないのに疲れた。

 噂、と疑問を頭に浮かべていたアリアスは、新たな問いが投げ掛けられようとしていることを察して出した声が存外弱々しくて自分が思ったより疲れていることを知る。


「もう、しょうがないわね。今度聞かせてくれるならいいわ」

「ええぇ、これ以上何をですか」

「今聞いて欲しい?」

「え、遠慮します」

「もう」


 何やら不服そうな様子だったソフィアであったが、目の前のアリアスを見て仕方なさそうに腰にあてていた手を外す。

 そして、質問は終わったので他愛もない話に移るかと思いきや、


「それにしても、スレイ侯爵家の子息よ。すごいわよ、アリアス」


 質問攻めが終わっただけだった。

 ソフィアの興奮は冷めていないらしかった。

 グリアフル国には貴族がいる。その地位は社会的に色々と影響あるものだ。

 しかし、魔法師は魔法師の上下関係を持っており、また地位も同様だ。

 貴族から魔法師になろうとそれ以外から魔法師になろうと、魔法師となれば出身に関係なく接する。

 その関係で、魔法師は名字を必要以上に使わない。魔法師同士であれば全く使わないとも言えるくらいには。

 名字は貴族であればそれを強調してしまい、昔はもっと魔法師と貴族の地位関係が曖昧だったときがあったそうなのではっきりさせるためだ。もちろんさすがに公的な場では使われる。また、魔法師以外は魔法師を名字では呼ぶ場合もあるのだ。ちなみに、魔法師となっても別に家との繋がりが絶たれるわけではない。

 とにかく、だから、アリアスも普段名前を聞かれたときにとっさであれば名字を言う習慣はついていなかった。

 ゼロと会ったときも同様だ。

 けれど、いくら切り離そうとしてもこんな風にやはり貴族出身であることはステータス的見方をされることは少なくない。特に、女性からは。

 貴族の男性は跡取りでない限り、魔法の才がそれなりにあれば魔法師となることが多いという。しかし、貴族の女性は少ない。

 それに魔法師は貴族社会と隣り合わせで生きているのだから意識してしまう面もそれはあるのだろう。

 ゼロ=スレイそれがゼロのフルネームだった。ソフィアの言うとおり、スレイ侯爵家の子息であるのだ、彼は。


「そう言われても、ピンと来ないというか……」

「あーら、分かってないわね。侯爵家に加えて団長様よ? 逆に近寄り難くなるくらいの方」


 それならルーウェンもハッター公爵家の長男である。と中々ピンと来ないアリアスは思った。

 同時に最初は名字とその出身を知らないままに話したりしていたためでもあるかもしれないな、と。


「そうね……アリアスってそれ以上とも言える兄弟子のルーウェン団長がいるものね。ピンと来ないと思うわ」


 思ったことがなぜか分かったらしいソフィアが興奮も落ち着きを見せ、やっと冷静になった。アリアスの近くに同じようにスペックの高い人物が存在すると思い出すくらいには。「ルーウェン団長ってアリアスと一緒にいるときいつもの倍の笑顔だものね……あれだけ見てるとこっちが勘違いしそうになるくらい親しげだし、全く近寄り難くないものね」とぶつぶつと独りごちている。


「それよりソフィアさん、お仕事の途中ではないんですか?」

「……え? あ、そうだわ! ね、アリアス手伝ってくれる?」

「はい、もちろんいいですよ。……あ、バケツ。まぁ、後でいっか」


 ずっと気になっていたことを今だ、と切り出せば、ソフィアはやはり仕事の途中であったようではっとする。部屋に連れ込んだのは思わず、であったようだ。

 それはそうと、少しばかり慌て始めたソフィアと共にアリアスは部屋を出るためにドアに向かう。


「でも、考えてみるとご長男のはずなのに何で魔法師になられたのかしらね? 私からすると家督を継いだ方が良い方だと思うのに」

「どうでしょう? 才能があったから、とかでは」

「そう簡単に行くものじゃないと思うけれど」


 キイ、とドアは微かな音を立てて開き、二人が出るとアリアスの手で閉められる。


「それからさっきの話は誰にも言わないから安心してね。まあ、あなたたちが会っていたらその内知れてしまうでしょうけど……ゼロ様のあの様子じゃあ、ね」

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