第511話 また俺を裏切るのか…

「キット〇ット…お前もか…」

 違和感に気づいたのは2個目を口にしてからだ。

「あれ? キットカットって…おや…短くなってねぇか?」


 まさか…まさか…オマエもか‼


 ポッ〇ーが少なくなった。

 チョコパイも数が減った。


 世の中は僕の知らない所で変わっているのだ。

 そう…容量減の方向へ向かっている。

 止められない流れというものがある…これも運命さだめということだ。


 だが僕は何を信じればいいのか?


 怒りと美味しさが交互に襲う…そんな夜であった。

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