第495話 集団の怖さ
軽度の知的障碍者の自殺。
町内会の班長を押し付けられたそうだ。
彼はちゃんと説明したらしいのだ。
計算ができないこと…大人数の中に入るのが怖いということを…
自分の出来る事、出来ないことを、書き記して町内会に提出した。
すべて、ひらがなで…
僕は町内会という風習が嫌いだ。
何の意味があるのだと思う。
それに参加しないと生活に支障がでるのも事実なのだ。
ゴミすら捨てられなくなる。
これは日本の悪い面だと思う。
そして…今回は、命を奪うまで追いつめてしまったのだ。
出来ないから悪いのだろうか?
彼は迷惑をかけることを拒んだのではないだろうか?
なんで誰も止められないのか?
年寄りの暴走である。
時代は変わっている。
小さな範囲でしか年寄りの常識は通じなくなっている。
当番だから?
例外は作れないから?
あまりに愚かで無知。
彼を追い詰め死に追いやったのは老害という集団意識だ。
この記事を読んで怒りと憐みが同時に込み上げた。
リンチと同じだ‼
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