第340話 プライスカード
ロー〇ン、最近dカードも所持しているので、たまに行くことにしている。
弁当は買わない。
パナ〇プを買いに行くのだ。
夏だし、種類も揃えてきているはずである。
ドラックストアの野郎…グレープ味だけ大量に在庫しやがって!!
他のフレーバーを割愛しやがった…もう無視である。
そういう売れ線狙いの資本主義は嫌いだ…愛を感じない…。
少々高くつくがコンビニに来たのだ。
ところが…
「パナッ〇…無いよ…」
人気?
僕のおかげ?
いやいや…フォロワー数…伸びてないからね…日本で3人くらいはパナッ〇ファンを増やした気はするが…地方のコンビニを品切れにするほどの破壊力は無いはずだ。
よく見るとプライスカードは生きている。
『パナップ各種』と書いてある。
安心したビックリさせるなよ。
でもパ〇ップが1個も無い…その場所にはア〇スの実が詰め込まれている。
「おいおい…オマエじゃ力不足だぜ…やれやれ」
僕はストッカーの下を探った。
僕は知っている。
そう2段構造になっているのだ。
徐にカゴを持ち上げる。
あるはずさ…〇ナップ各種……ねぇよ……クー〇ッシュだよ…。
悪くないよ…キミも嫌いじゃない…だけど、キミはアウトドア派じゃないか。
僕は出来れば高層マンションの屋上で一生引き籠りたい派の人間なんだ。
それでいて、適当なタイミングで構って欲しい派。
そして自己顕示欲も割と大きい派。
面倒くさい男さ。
それはいいとして…
「パナ〇プがねぇよ!!」
もうダメだ…夏を迎える準備ができねぇ…
会社辞めたい…引き籠りたい…パナッ〇食いたい…でも売ってない(ラップ調)
2019年7月某日…今年の夏は難しい夏になりそうだ。
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