『ガリニッパー』

　アメリカでハリケーン後に大量発生した『蚊』だそうだ。

　名前の由来は1ガロンくらい血を吸われそうだから…1ガロン3.8リットル。

「怖ぇよ…」

　刺されると、滅茶苦茶痛いのだそうだ。

　なんでも、普通の蚊は麻酔効かせて刺してくるし皮膚の表面しか刺せない。

　血を吸う為に進化した結果、小さくなったわけだが…

『ガリニッパー』デカく進化した…

　この時点で変わり者なわけだが、怖いのはソコじゃない。

『ガリニッパー』の繁殖方法もかなり変わっている。

　小さく進化し繁殖速度を速めることで種の存続を図る蚊、水辺に卵を産む蚊のセオリーを無視。

　この蚊は、草原に卵を産む。

　大概は1～2年で干からびて死滅する…増える気無いんかい…

　恐ろしいと思ったのは、この後…

　この蚊が異常発生する環境…ハリケーンなどの異常気象後だということだ。

　どういうことか？

『異常気象に適応した種だということ』

　現在の地球環境を捨てた種…

　これから地球で繁殖するのは、一見バカな進化を遂げた種なのかも知れない。

　ゾワッとしたら…2でした。

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