第11話 4人の新たな仲間
最初に現れたのは、アレク以上に胸の大きい女性治療師。アレクでも十分すぎるほどの巨乳なのだが、さらにそれ以上の爆乳なので胸の存在感がすごい。
「これからよろしく頼むよ」
「ええ、よろしくおねがいします~。頑張ります~。傷の治療はお任せください~」
おっとり、ほんわかとした人柄の彼女と握手をする。自己紹介を終え、彼女の名前はシースということが分かった。
次に出現したのは、変わった模様の剣と、非常に大きい金属の盾を持つ、重装に身を包んだ騎士。通気性をよくするためか、鎧の胸の所はまるまる空いていて、布地が見えている。アレクと同じくらいの巨乳の女性だ。
「これからよろしく頼みます」
「ええ、よろしくお願いします。私は守りのスキルや魔法が得意です。仲間を守る盾となりましょう」
常識的なしゃべり方をする彼女と握手をする。お互いに自己紹介をする。彼女の名前はエルシドというらしい。
次に出てきたのは、いかにも魔法使いといった格好の、透き通るような白い肌のエルフの女性。胸はぺったんこで、非常に丈の短いスカートをはいている。
「これからよろしく頼むね」
「まあ、召喚されたからには力になってあげるわ。私は攻撃魔法が得意なの。時間をかせいでくれれば、強力な魔法を敵におみまいしてあげるわ」
ちょっと高飛車そうな彼女と握手をする。名前はエルフィーというらしい。
最後に現れたのは日本の平安武士のような軽装の鎧に身を包み、大きな弓を持った女性だ。
「これからよろしく頼む」
「うん、よろしくね。僕は弓が得意なんだ。前衛の人が敵を足止めしてくれたら、バンバン射って援護するよ。ある程度は槍も使えるから、近接戦闘がまるっきりだめってことはないから安心してね」
フランクな口調の彼女と握手をする。ナスノヨイチという名前らしい。長いからヨイチと呼ぼう。
4人と自己紹介を終えて、ステータスを確認する。シースは回復能力だけは高いが、それ以外の能力は低い。コストは30だ。エルシドは防御に関するステータスが高く。攻撃力もそこそこある。遠距離戦闘は苦手なようだ。コストは20。
エルフィーは攻撃魔力は非常に高いが、それ以外の能力はとてつもなく低い。コストは25。ヨイチは高い遠距離戦闘能力を持ち、近接戦闘能力もそれなりにはある。コストは20。
俺の今の魅力値は60だ。販売員としての経験と、ビジネス本から得た知識で多少上がっている。コストは問題ないので、彼女たちにそれぞれ得意な戦闘技術を教えてもらおう。
まずは、仲間や自分の身を守れるように、エルシドに近接戦闘を教えてもらおう。
「じゃあ、エルシド。よろしくお願いするよ」
「ええ、安心して下さい。では最初は基本的なところから始めましょう」
エルシドは戦闘以外では普通の布の服を着ている。手取り足取り教えてくれるのだが、そのたびにエルシドの豊満な胸が俺の身体のあちらこちらに当たって、その感触のあまりの気持ちよさになかなか集中出来ない。
次は回復魔法も覚えたいな。
-------------------------------------
ここまでお読みいただきありがとうございます。
登場人物の容姿についてですが、個人的に、読者の方が一人ひとり違った世界を想像できる余地があるという点が、小説の大きなメリットの1つだと考えています。そのため、最低限の情報にしています。ご了承ください。
12話の投稿は、29日の朝7時頃に考えています。
皆様のご感想をいただけると、励みになります。
今後もよろしくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます