「体がないじゃないか」という表現が好きです。「魂は、2年後でもあなたと仕事がしたいのに」という感じがして。また、実話と聞いて驚きました。これからも素敵な小説家として頑張ってください。
主人公は編集者ですが、相当ヒネてます。 でも、若者と出会う内に、だんだん純粋になっていく。 この、こころの変化が見せ所という感じでしょうか。 たった7時間で、ここまでさせる若者。 会ってみたい。
お手本のような文章とストーリー。夢を追いかける少年と、それを見守る男性の掛け合いと結末が見事でした。貼られた伏線も上手く回収されており、非常に完成度の高い作品です。感服いたしました。
「死」に直面した人間は、残して来た今までの人生の功績のまとめより、残りの時間で可能な限り何かを残したいという欲求が湧いてくるのだろう。薄汚れていない青年の瞳の輝きとうまくリンクしてこの作品に埋め込まれていた。
作品内の二人だけでなく、読んでる我々にも「熱い想い」が飛び火する隙の無い短編☆自分自身を振り返り、明日への新たな一歩が追加されるような感覚になれます☆
閲覧者の方は合わせて、12月21日の近況ノートを御覧ください。作品に登場する編集者ご自身のコメントが掲載されています。私も編集者のご意見に同じです。でも、事実は小説より奇なり、と言いますが、こういう事が有るんですね。個人的には、作者と編集者のファーストコンタクトが気になります。自費出版でも、まずは原稿を出版社に送るんですね。考えてみると、当たり前か。