おいでませ、楽屋ワールド!編
俺の名は、
でも、キャプテン・バハムートの胸の中で死ねたんだ。
後悔はあっても、恨みや憎しみはない。
俺は……もっと、あんたと――
それにしても、ここはどこだ?
俺は……そうだな、裏切り者には地獄がふさわしい。
「くっそ、ここでキングボンビーなすりつけんのかよ!」
「きゃるるん♪ 超絶美少女ヒロインとして、借金生活はないかなーって」
「りんなちゃん、えぐいぜ……おい待て
「おう、とりあえず俺が札幌到着で暫定一位に……ん?」
な、なにをしてるだぁーっ!
どうして、なんで?
しかも、ガチプレー……陰謀渦巻く容赦ないガチプレーだよ!
「おう、久しぶりだな……KT」
お前は……ムサシ。
そうか、ここは……この世界は。
「おーい、一人増えたから五人でできるやつを頼むぜ」
「ってことは……ボードゲーム系だねえ」
「
待て待て、そこの女の子は誰だ? そっちの二人組は……
「まあ落ち着けよ、KT……お疲れ様、だな」
ムサシ……俺は、いや、裏切って……そ、それより、ここが死者の集う場所なら……ここにいるのか?
「えっ? 隊長ですか?」
「まだ来ねえよ、隊長は。来ても俺らで追い返してやるさ」
そうか……じゃあ、俺は。
そうなんだな――
「KT、まあ座れ。……もういいんだ、終わった。お前の戦いは終わったんだよ。それが正しいか悪かはわからん。けど、お前はもう楽になっていいのさ」
ムサシ……俺は、みんなを、バハムート艦長を裏切ったんだぞ? それを……どうして、そんな。もう妻にも子供にも会えないのに、俺は。
――そうだな、俺は終わった。
そしてまだ、終われない者たちの戦いは続いている。
そこのあんた、見ててくれ……俺の代わりに見届けてくれ。
また来週、土曜日にスパ◇ボ「」は更新だ。
俺はもう出番がねぇからよ……
お前ら、見逃すんじゃねぇぞ!
――よし、んじゃ俺もゲームに交じるか。とりあえず自己紹介タイムからか? 初めて死んだ新入りだけど、よろしく頼むぜ!
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