祝!連載100回達成記念!新作もヨロシク編

 祝! 連載100回達成記念!

 よう、お疲れ様。俺は真道歩駆シンドウアルク、ゴーアルターのパイロットだ! ……ま、まあ、ゴーアルターは今、ちょっと、その……でも、俺は負けねえ。俺があきらめなければ、負けじゃない。負け続けることより、負けたまま終わることのほうが俺は怖いよ。そして、挑み続ける限り、最後は勝つ! そう思いたいな。


「その覚悟、大変立派です。このリフィータ、感服しました。少年、よい覇気です」


 って……だ、誰? 御姫様おひめさま……みたいな。

 あー、ちょっと待って。えっと、なんとなーくシファナさんのようなフィリアさんのような! やんごとなきお方のオーラばりばりな……でも、誰?


「わたくしはヴィザンツ帝國第三皇女ていこくだいさんこうじょ、リフィータ・ティル・リ・メルダ・ヴィザンツ……人は皆、わたくしを殿姫しんがりひめと呼びます。よしなに」


 は、はあ……調子狂うな、なんか。

 で、その姫さんはなにをやってるんですか?


「バン=センというののために参りました。しかし、近衛騎士このえきしのアルス・マグナスが見当たりません。彼は少し、無茶で無鉄砲なところがあります。どこで油を売っているのか」


 さ、探してきましょうか?


「構いません。少年、我が騎士に代わって、その、バン=セン? というのを手伝いなさい」


 俺が!? ……いや、いいですけど。


「では、ここにあらすじをしたためてきました。これを口上こうじょうに」


 はあ……えっと、なになに? ヴィザンツ帝國は残存国家が集結した円卓同盟ジ・アライアンスとの大戦役に破れ、戦線は崩壊した。ここに帝國の侵略政策による暗黒時代は終わろうとしていた、と。……なんか、姫さんの国、悪者っぽくないですか?


「正義に対立するものは、常にもう一つの正義なのです。さ、続きを」


 何百万という将兵を残して、皇帝は戦死。撤退中の友軍も次々と円卓同盟の追撃を受ける。過酷な状況の中、たった一人で友軍撤退を支援するため、母国に背を向け敵へと向かう者がいた!

 ……誰だ、そんな馬鹿みたいなことしてるのは。


「……わたくしです」


 はうっ! ……でも、馬鹿でいいじゃないか、小利口こりこう小狡こずるいだけじゃ、なにも守れない。なにも掴めないし、なんだって成し遂げられないさ。

 そういう馬鹿……莫迦ばかは、俺は好きだぜ。


「真道歩駆、そなたが言うのであれば……そなたと同じ莫迦なら、よいでしょう。わたくしにとっても望むところ、光栄なことです」


 あっ、でも勘違いしないでくれよな……そういう好きじゃないし、その、あれだ。美人さんでも、姫さんみたいな人はちょっと苦手なんだよ。


「安心なさい、真道歩駆。どの道わたくしには、婚姻こんいん花婿はなむこも無縁です」


 ……戦争だから?


「そういうカラダに生まれたからです。では、本日もスパ◇ボ「」カクヨムをプレイ頂き、このリフィータ、感嘆しました。天晴あっぱれです……感謝を」


 次もなるべく、早く再開してくれよな! 俺もなんとか、ゴーアルターの奪還とか、もう一人のアルクってのと、向き合ってるからよ。じゃ、またな! 次は第101話……まだまだ半分くらいしか進んでないけど、これからも……混迷の地球で! 合体! 変形! 熱血! 根性! バリバリ行くぜっ!


・逆撃のしんがり姫(ながやん)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884854252

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