てっきちゃんおめでとう!編

 どうも、本日もスパ◇ボ「」カクヨムお疲れ様です。自分は人類同盟軍じんるいどうめいぐん大尉、ラルス・メルブラッドであります。……まあ、みなさんが二つの地球の命運を賭けて戦ってる時代から、千年くらい未来の人類同盟ですが。ええ、始めての方はこんにちは、二度目の方もご無沙汰しております。

 ええと、今日はですね……自分の上司である操縦席探偵そうじゅうせきたんてい刑部依歌オサカベヨリカ中佐からお話があるとか。どうも、凄くビックなお祝い事に関する話だと聞いています。ちょっとすみません、コクピットまで来てもらえますか? ええ、ええ……そうなんです、依歌中佐は操縦席探偵なので……。最近はなんか、アムネジアちゃんていう友達ができて……ああ、これです、この機体です。開けますね。


「燃える気合に熱血必中! キュアスーパー!」

「……みなぎる魂、不屈に集中……キュアリアル」

「二人はっ!」

「……ロボキュア……」

「よぉし! いいぞアムネジア! リハーサルは完璧であるな。うんうん、急いでったが衣装も似合っておる。祝賀しゅくがパーティではこれでいくぞ!」

「わかった……依歌と一緒に頑張る。……シンも喜んで、くれる?」

ぜーんっ、だっ! 世の男はこういうのが大好きだからな!」


 あー、えっと……す、すみません。あの痴女ちじょめいたのが、依歌中佐です。あと、なんか無理矢理付き合わされてる棒読みのが、アムネジアちゃん。なにをやってるんでしょうか。


「おっ、いいところに来たな、運転手!」

「……ラルス、こんちわ。元気? ……じゃ、なさそう、だね」


 ええまあ、それなりに……というか、中佐。なにをやってるんですか?


「見てわからんか、馬鹿者!」


 さっぱりわからないんですが。


「これは、祝賀パーティでの出し物! アムネジアと私とで、伝説のパイロット……二人はロボキュア! どうだ、最高だろう!」

「依歌、似合ってる……わーい、パチパチ、パチパチ……」


 えっと……そうだ、とりあえずその、お祝い事があったんですよね? ユーザーさんにも紹介してくださいよ。僕もそのことで、最近特に明るい話題だと思って喜んでるんですから。


「よかろうっ、しからば! アムネジア、いやっ! ……キュアリアル!」

「わかってるわ、キュアスーパー。今こそ二人の力を使う時」

「いくぞっ!」

「おー」

「祝っ! てっきちゃん一次選考突破記念!」

「本格派SFロボット小説の夜明けよ、今ここに」

「ロボキュア、スーパーデラックスギャラクシィィィィィィィ!」

「マキシマムエンドレスファイナルハッピートリガー」

「夢を、ありがとう!」

「いつも、ありがとう」

「二人はロボキュアは、てっきちゃんの作品をこれからもっ!」

末永すえながく、応援してまーす」


 そうそう、我らがスパ◇ボ「」でお馴染み、『なぜなにスパ◇ボ』のてっきちゃんが、とてもうれしいニュースを今週は運んでくださったんですよね。えーと、普段ならそのへんから……そうそう、格納庫ハンガーのどこかから「説明するわね!」って出てくるんですが。今日は、いないみたいですね。流石に忙しいみたいです。でも、本当によかった……皆さんも是非、機会があったらてっきちゃんの作品を読んでみてくださいね。因みに僕は、次の星系を消滅させるまでにエルンダーグを読む予定です。痛い描写や解剖、手術のシーンが苦手なのに、不思議と引き込まれてしまうんですよね。

 では、次回も戦果を期待しています! スパ◇ボ「」の攻略、今後もよろしくお願いします。なるべく我々のいる未来に分岐しないよう、別の可能性に進めるよう祈ってます。では!


「よぉーしっ! アムネジア! もとい、キュアリアル! エンディングテーマを歌うのだ、わっはっは」

「わかった、キュアスーパー……この服、脚がすーすーする……気になる」

「なにを言うか、普段が裸だから慣れてないだけだ。気にするな!」

「わかった、気にしない……それに、ちょっとシンに、見せたい」

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