隠しユニット探そうぜ!編

 ……ん? ああ、中断メッセージ? 今日もスパ◇ボ「」カクヨムの攻略、お疲れ様でした。ふむ……バルト大尉、どうやら今回は我々の出番のようです。


「ふむ、そうか……リーグ中尉、あのは……ふむ、来てないな」


 大尉、まだ気にされてるんですか? 前回、皇都スメラギミヤコ嬢に熱血極まりない台詞セリフを読まされたのを。意外でしたが、それほど悪くはありませんでした。で、今日はどうしましょう。いっそ、隠しユニットの入手用法でもプレイヤーに教えてしまいますか?


「そうだな、中尉。情報は入手できているか?」


 当然です、大尉。戦術的な勝利はすべからく、情報を正確に収集し、理解した上で対処した者が勝利します。このドクトリンは、二つの地球のどこにいても変わりません。


「ふむ、では……後半で一次離脱する槻代級ツキシロシナの撃墜数を80機以上にする、というのが……これが一つの条件になる訳だな? 中尉」


 ええ、これであの機体が第二次スパ◇ボ「」に先んじて、使えてしまう訳です。両地球八千万人の戦レヴファンも大喜びですね。群がる敵をヴァイブレードでなで斬りです。


「次に、この……アレックス・マイヤーズとデフ・ハーレイの撃墜数を、二人合わせて150機以上、これもそうだな?」


 ええ。スパ◇女「」でも出演が決まってしまった、あのキャラがあの機体で参戦ですね。実際、あのピージオンと同クラスの戦力、戦術単位が増えるのは部隊に好都合です。白黒二機での合体攻撃もあるそうですよ。……捏造ねつぞう必殺技ですが。


「なるほど……では、客員に通達。各個に敵を撃破しつつ、速やかに残る話数をクリア。そして、各フラグを回収して撃墜数を適度に稼ぎ……隠しユニットをゲットするぞ。いいな、リーグ中尉?」


 ハッ! では、プレイヤーの諸君……最後にもう一つ。我々、試験先行運用部隊の四人の撃墜数を、合計で200機以上稼いでみてくれたまえ。君たちの前に、五機目のトールが姿を現す……かもしれない。では、健闘を祈る。

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