☆ニーモとミルシーズ
☆ニーモとミルシーズ☆
生命力あふれる新緑の若葉の映える低木の茂みが鮮やかに輝き
あたりには透き通った瑞々しい空気が満ち溢れている
何の前触れもなく
突然。2人は出会う。
白いドレスにうずもれる妖精。
そっと手のひらにつつまれる。
その手のひらから光の雫があふれだす。
ニーモ 「わたたっ。ちょっととびまちがえたわ。」
白いドレスの女性 「あわわ、妖精さんがここにいる。」
ニーモ 「ん、あなた あたしの姿がみえるの?」
手のひらの上でついと立ち上がる。
白いドレスの女性 「わわっ 本物だ。妖精さん こんにちは。」
じっと見つめあう2人。
ニーモ 「はじめまして。見えているようね。」
白いドレスの女性 「あなた、今すぐとんでいかないわよね。」
ニーモ 「いや、とんでいかないわよ。」
白いドレスの女性 「いるんだ、妖精。」
ニーモ 「あなたとは相性がよさそうね。」
白いドレスの女性 「そうね。妖精さん。
よかったら私の住まいによってらっしゃらない?
お茶でもごちそうするわ。」
ニーモ 「いく、いく、どんなお家かしら、るん、るん♪♪」
ミルシーズ 「私の名前はミルシーズ フォーンテーヌっていうの。」
ニーモ 「あたしの名前はニーモ
ニーモニック ハルモルニア アセンブリのニーモよ。」
ミルシーズとニーモの二人は嬉しそうに笑いだすのでした。
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