☆それではプログラムに変数を導入していきましょう。変数を使用するためにまずは 変数宣言をおこないます。



    ☆それではプログラムに変数を導入していきましょう。☆


   ☆変数を使用するためにまずは 変数宣言をおこないます。☆



空中にうかんだ妖精がきらめきながらニコニコしている。


金色のひかりが体中からひろがっている。


ソーラーがなぜか元気になってきた。


ソーラー 「さあ、はじめましょうか。サイトをしらべて


プログラムに変数の導入をいたしましょう。」


ニーモ 「そうね。うん、うん!」


パソコンの画面をみつめ、グーグルでC言語入門のサイトを


検索していく。


ソーラー 「えーっ、変数、変数っと。」


いくつかのC言語入門のサイトを試しに読んでみる。


ソーラー 「ふーん、どのサイトもわかりやすいなー。


ふむふむ、うん、これにしよう。」


ニーモ 「ねえ、ねえ、 みつかったの?」


ソーラーの顔の傍に寄り添う妖精


羽音がしゅんしゅんと気持ちよく鳴っている。


ソーラー 「これなんかどうでしょう。


これだ。ぐっジョブC-です。」


ニーモ 「どれどれ」


羽を休めてソーラーの肩に手をついて座り込むニーモ。


ニーモ 「ほんとう、便利ね。インターネットは。いくらでも


学習サイトがのってるね。」


以下ぐっジョブC-より


2-1変数の導入



例1

#include <stdio.h>


int main(void)

{

printf("%d\n",10 + 8);

printf("%d\n",10 - 8);

printf("%d\n",10 * 8);

printf("%d\n",10 / 8);

printf("%d\n",10 % 8);

return 0;

}


このプログラムを実行すると


プログラムの実行結果(EAZY IDECの場合)

プログラムの実行結果(Visual Studioの場合)


18

2

80

1

2

が表示されます。




ソーラー 「あっ上から4つ目のprintf("%d\n",10 / 8);の


プログラムの実行結果は1


なぜだかわからないけど整数値同士の割り算の場合


( ここの整数値同士の割り算の場合というところがとても重要です。)


10 / 8=1.25の小数点以下の0.25が切り捨てられて


整数値1がprintf出力表示されるんだね。」


ニーモ 「うふふ、そうね。」


ここでなぜ 小数点以下が切り捨てられるのかは


のちのエピソードで明らかになります。


            solarplexussより



パソコン画面をみつめるニーモ。



以下ぐっジョブC-より


ここで


#include <stdio.h>


int main(void)

{

printf("%d\n",10 + 8);

printf("%d\n",10 - 8);

printf("%d\n",10 * 8);

printf("%d\n",10 / 8);

printf("%d\n",10 % 8);

return 0;

}


このプログラムの


printf文の10の数値の部分を


すべて20に変えたい場合


みなさんはどうされるでしょうか?


それには


下の例のように


ひとつずつ20を10の数値の部分に代入する方法があります。


#include <stdio.h>


int main(void)

{

printf("%d\n", 20 + 8);

printf("%d\n", 20 - 8);

printf("%d\n", 20 * 8);

printf("%d\n", 20 / 8);

printf("%d\n", 20 % 8);

return 0;

}


しかし、10をさらに50に変えたい場合、


100に変えたい場合などひとつずつ


10の代わりに変えたい数値を代入するには手間がかかります。


そこで次のような表記をもちいます。


#include <stdio.h>


int main(void)

{

int a;


a = 10;


printf("%d\n", a + 8);

printf("%d\n", a - 8);

printf("%d\n", a * 8);

printf("%d\n", a / 8);

printf("%d\n", a % 8);

return 0;

}


ここでaは変数名を表しています。


そして変数を使用するときは


int 変数; のように表記します


この例では int a;


と表記しaのint型の変数宣言をおこないます。


そうすることによって


aはコンピュータに変数と認識されるわけです


変数名は半角英数字であれば


自由に名づけることができます。


appleのような単語でもかまいません。


int c;

int apple;

int deluxe;


などなど・・・



int a;の


intは整数値を格納するいれものをあらわします。


ここでは 変数aには整数値を入力するので


            int a;

    


のように 🐥整数値を格納するいれもの🍓int🍓 をもちいます。🐥



そうすることで


変数aは整数値を格納することができるようになります



(このように 変数を使用する場合には 


整数値を格納するには int


実数を格納するにはfloat


というように 数値の入れ物を指定してやる必要があります)


今のプログラムでは


int a;



変数宣言し、


その次の行は


a=10;

これですね。


となっていますが


aに代入される値は自由に変更することができ


(ただし int型に変数aは格納されているので


変更される数値は整数値にかぎります)



この変数aに代入される値を


int a;


a = 50;


もしくは


int a;


a = 100;


のように


50や100にいれかえると


その行以降の変数aの値は すべて50や100に変更されます。


前の例のように


すべての10の値をひとつずつ50や100に入れ替えて


入力しなくて澄むので大変便利な仕組みとなっています。



ソーラー「ふーむ。まずは・・・


これは・・・


変数名をaとした今のプログラム

👇

#include <stdio.h>


int main(void)

{

int a;


a = 10;


printf("%d\n", a + 8);

printf("%d\n", a - 8);

printf("%d\n", a * 8);

printf("%d\n", a / 8);

printf("%d\n", a % 8);

return 0;

}


において


int a;と


aのint型の変数宣言が行われていますが


変数名は自由に設定することができ


変数名をbに設定するなら


今のプログラムは以下のように

👇


#include <stdio.h>


int main(void)

{

int b;


b= 10;


printf("%d\n", b + 8);

printf("%d\n", b - 8);

printf("%d\n", b * 8);

printf("%d\n", b / 8);

printf("%d\n", b % 8);

return 0;

}



変数名をxに設定するなら


今のプログラムは以下のように


#include <stdio.h>


int main(void)

{

int x;


x = 10;


printf("%d\n", x+ 8);

printf("%d\n", x - 8);

printf("%d\n", x * 8);

printf("%d\n", x / 8);

printf("%d\n", x % 8);

return 0;

}


になるってことなんでしょう」


ニーモ 「ふむ、ふむ」


楽しそうにソーラーの肩の上でうなずくニーモ。


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