配列をつかうと どのように簡単にプログラムが記述できるのか一緒にみていきましょう
ソーラー 「さ~て、
ここで どのように配列がプログラムの記述において
便利なのかみていきましょう。
配列とfor文を用いれば
とても簡単にプログラムを記述することができる例をみていきます。
今さっきのエピソードでみたように
配列hairetubox内の数値データのいれものである配列変数に
int hairetubox [3] ;
hairetubox [0]=1;
hairetubox [1]=2;
hairetubox [2]=3;
のように
それぞれ
3つの数値データ1,2,3が格納されていて
0番目の入れ物である配列変数 hairetubox [0]に格納された数値データ1を
ピンポイントで取り出してprintf表示したいとき→」
#include <stdio.h>
int main(void){
int hairetubox [3] ;
hairetubox [0]=1;
hairetubox [1]=2;
hairetubox [2]=3;
printf("%dをとりだしました。\n",hairetubox [0]);
return 0;
}
プログラムの実行結果
1をとりだしました。
ソーラー「→
このようにプログラムを記述しました。」
マックス「ほんと このあたり
配列でなく
普通の変数をもちいて
数値データ
1
2
3
を格納するプログラム
#include <stdio.h>
int main(void){
int a=1;
int b=2;
int c=3;
printf("%dをとりだしました。\n",a);
return 0;
}
プログラムの実行結果
1をとりだしました。
と似ているな。
もう親族じゃないか。」
ソーラー
「そうなんです。😊
一緒にパーティをしているらしいですよ。
では
全ての配列変数
0番目と1番目と2番目の配列変数
hairetubox [0]
hairetubox [1]
hairetubox [2]
に格納された数値データを
printf出力表示したいなら
プログラムは次のようになりますね。
👇
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int hairetubox [3] ;
hairetubox [0]=1;
hairetubox [1]=2;
hairetubox [2]=3;
printf("%dをとりだしました。\n",hairetubox[0]);
printf("%dをとりだしました。\n",hairetubox[1]);
printf("%dをとりだしました。\n",hairetubox[2]);
return 0;
}
プログラムの実行結果
1をとりだしました。
2をとりだしました。
3をとりだしました。
これも簡単です。」
マックス「数値データ
1
2
3
を格納するのに
配列でなく変数をもちいたプログラムでも
👇
#include <stdio.h>
int main(void){
int a=1;
int b=2;
int c=3;
printf("%dをとりだしました。\n",a);
printf("%dをとりだしました。\n",b);
printf("%dをとりだしました。\n",c);
return 0;
}
プログラムの実行結果
1をとりだしました。
2をとりだしました。
3をとりだしました。
同じようなプログラムとなるな。」
ソーラー 「ふっふっ
でも
配列を使えば
次のようにfor文をともに使って
もっと簡単なプログラムの書き方もできるんです。
#include <stdio.h>
int main(void){
int hairetubox [3] ;
hairetubox [0]=1;
hairetubox [1]=2;
hairetubox [2]=3;
int i;
for(i=0;i<3;i++)
printf("%dをとりだしました。\n",hairetubox [i]);
return 0;
}
プログラムの実行結果
1をとりだしました。
2をとりだしました。
3をとりだしました。
マックス 「むっむむぅ 配列が本領を発揮してきてる・・」
ソーラー 「変数をつかってこれができますか?
変数を使った場合
格納されたデータをprintf出力表示するのにfor文は使えないですね
さらにさらに
このプログラムは・・・
次のようにさらに簡単にかきかえることができるのです。
マックス「さらにさらにぃ・・・!?」
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int hairetubox [3] ={1,2,3};
/*👆この部分ですね さらにシンプルに簡略化しました💖*/
int i;
for(i=0;i<3;i++)
printf("%dをとりだしました。\n",hairetubox [i]);
return 0;
}
プログラムの実行結果
1をとりだしました。
2をとりだしました。
3をとりだしました。
マックス
「いやん、なんかこんなシンプルになっちゃって・・・素敵(^^)」
ソーラー「変数の場合は
配列変数に1つづつしか数値データを代入することしかできませんでしたね(^_-)-☆
さらにさらにさらに(^^)
取り扱う数値データの数が多くても
次のプログラムのように
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int hairetubox [15] ={1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15};
int i;
for(i=0;i<15;i++)
printf("%dをとりだしました。\n",hairetubox [i]);
return 0;
}
プログラムの実行結果
1をとりだしました。
2をとりだしました。
3をとりだしました。
4をとりだしました。
5をとりだしました。
6をとりだしました。
7をとりだしました。
8をとりだしました。
9をとりだしました。
10をとりだしました。
11をとりだしました。
12をとりだしました。
13をとりだしました。
14をとりだしました。
15をとりだしました。
👆
配列の中に格納される数値データが15個あっても
こんなに簡単にプログラムを記述して
プログラムの実行結果をprintf出力表示できるんだ。」
マックス
「さすがにこのプログラムの実行結果をだすのに
プログラムを
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int a=1;
int b=2;
int c=3;
int d=4;
int e=5;
int f=6;
int g=7;
int h=8;
int i=9;
int j=10;
int k=11;
int l=12;
int m=13;
int n=14;
int o=15;
printf("%dをとりだしました。\n",a);
printf("%dをとりだしました。\n",b);
printf("%dをとりだしました。\n",c);
printf("%dをとりだしました。\n",d);
printf("%dをとりだしました。\n",e);
printf("%dをとりだしました。\n",f);
printf("%dをとりだしました。\n",g);
printf("%dをとりだしました。\n",h);
printf("%dをとりだしました。\n",i);
printf("%dをとりだしました。\n",j);
printf("%dをとりだしました。\n",k);
printf("%dをとりだしました。\n",l);
printf("%dをとりだしました。\n",m);
printf("%dをとりだしました。\n",n);
printf("%dをとりだしました。\n",o);
return 0;
}
プログラムの実行結果
1をとりだしました。
2をとりだしました。
3をとりだしました。
4をとりだしました。
5をとりだしました。
6をとりだしました。
7をとりだしました。
8をとりだしました。
9をとりだしました。
10をとりだしました。
11をとりだしました。
12をとりだしました。
13をとりだしました。
14をとりだしました。
15をとりだしました。
とプログラムを記述せんぞ」
ソーラー「記述しとるじゃないか~い😊
このように配列に格納する数値データが多くなるほど
配列が本領を発揮し、
配列をつかった方が変数をつかうより簡単にプログラムを記述できるんです」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます