人間、やけにならず誠心誠意を持ち、かつ合理的に行動すればなんとかなるもんです。希望を抱かせてくれるラストでしたね。
人はどんな姿に成り果てても、人間でいられるだろうか。たとえ、気持ちの悪いヤスデの姿であっても。本作は軽く読めるようでいて、その実人間とは何か?という鋭い問いを読者に突きつけてくる。どんな条件が…続きを読む
ひどい不運にあっても不幸にはならないために必要なもののこととか考えました。読了後少し優しい気持ちになって過ごしていたところ部屋にヤスデが出現しました。タイムリーだなと思って蠢く様子を眺めてたんです…続きを読む
フランツ・カフカの変身をさらっとよんだ程度だけど、あれは欝々としてどうしようもない不快さをもたらす作品だった。これはうって変わって、人間社会もそれほど捨てたものではないと思わせる明るいものになって…続きを読む
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