あとがき

 いやぁ、やっと終わりましたよ。ここまで続けて読んでくださった皆さん、最後までお付き合いくださり有難うございました。ズルしてまだ読んでいないのにいきなりこのあとがきを読んでいる誰かさん? それはしちゃダメだ! ちゃんと本編をしっかり読んでからこの文章を読んでくれよな!


 さて、そもそもこの闇神様、元ネタは拙作『猫がきゅうりに驚く理由』のエピソードで出てきた設定から話が広がっています。


 猫がきゅうりに驚く理由

https://kakuyomu.jp/works/1177354054880940857

 闇神様の元ネタの話

https://kakuyomu.jp/works/1177354054880940857/episodes/1177354054881415332


 ああ、そうだあの話だよね! ってすぐ納得出来る人がどれだけいる事やら(汗)。


 で、本来のコンセプトは、厨二病を発症した時に闇神様に人格が入れ替わって、その状態で悪を成敗する――そう言う話になるはずでした。そうなっていないのでお分かりの通り、私に厨二病台詞はハードルが高すぎたのです。どっとはらい。


 本来の構想通りに書けなかったために、主人公が自分の中に神様が宿ってしまった話を淡々と書くしかなくなりました。設定なんて紙一枚です。そんな浅い設定の中で、書きながら色々なシーンを考えていく自転車操業。おかげで訳の分からない物語になって誰もついてこれないと言う有様に……(汗)。いやはや、物語は生き物ですなぁ。


 この作品は私の日替わり連載作品のひとつです。毎日違う話が読めたら面白いかなーって軽く思いついたところから始まったもの。やってみるとそれがここまで苦しいとは――迂闊に実行するものではありませんやね。

 闇神様は7連載の中で一番短い話です。これは設定した時から決まっていました。ただ、本来は夏に連載が終わるはずだったんですよ。どうしてここまで伸びてしまったのか。うーん、物語は生き物ですな(二回目)。


 今後、どんどん他の連載も終わっていく……かどうかは分かりません。何とかエタらせないように全ての話を無事完結まで持っていきたいと思います。頑張る!


 闇神様の思い出と言うと、うーん。話が二転三転して物語が矛盾だらけになってしまったところでしょうか(汗)。使徒の他にも眷属って設定があったんだけど、途中から出てこなくなるしね。他にも死に設定がたくさん。そりゃ読者もついてこないって話ですよ!


 ただ、書いている間はそれなりに楽しかったです。スケールも多分7連載の中で一番大きかったですし。最初はここまで大きくする予定は全然なかったんですよ? ラスボスが上位の世界の神様なんで倒す事は出来ませんでしたけどね。

 私にもっと描写力があったらもっと面白く表現出来たのでしょうけど、それは今後の課題です! 押忍!


 本当に最後まで通して読まれた方がいらっしゃったなら、逆に聞いてみたいです。この話、面白かったですか?

 いや、期待通りの答えを返さなくて結構ですよ。出来については自覚していますから。途中からは書き始めたからには終わらせなくちゃいけないって言うその使命感だけで書いていましたからね。

 作者的には楽しかった。うん、もうそれだけで十分です。


 と言う訳で、長々と書いてきましたけど、この辺であとがきを終わらせていただきたく思います。最後まで読んでくださった皆さん、あとがきだけ読んでくださった誰かさんもどうも有難うございました。

 良かったら他の作品も読んでみてくださいね。一話ブラバでいいですから!(必死)

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闇神様 にゃべ♪ @nyabech2016

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