RPGの雄、スクウェアが放った本格格闘ゲーム

 「ファイナルファンタジーVII」の大ヒットで幕を開けた1997年。その興奮冷めやらぬ3月に発売された本作は、スクウェアお得意のRPG……ではなく、真剣勝負をテーマとした和風の対戦格闘ゲームだった。ゲーム業界にRPGの大波が押し寄せる最中、突如として来航した黒船は多くのゲーマーを戸惑わせ、その特異なゲームシステムは……「戸惑い」を「混乱」へと変えるに十分な代物であった。


 格闘ゲームでありながら「体力ゲージ」を廃した「身体ダメージ」システムにより、体の各部位にダメージを受けると、その機能が低下。動きが鈍くなったり、武器が持てなくなったり、立ち上がれなくなったりと、様々な症状が現れる。その一方で、急所に大ダメージを受けると即死してしまうことから、本作では一撃必殺の爽快感か味わえる反面、傷の具合によっては逆に戦闘が長引くことも少なくなかった。(お互いが満足に立ち上がれなくなり、武器もろくに振るえないことから、ごろごろと地面を転がり続けるしかないことも……)


 このシステムを斬新と捉えるか、珍妙と捉えるかによって、本作の評価は大きく分かれることになるだろう。

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