リアルとフィクションの狭間で……

 バイオハザードは次々現れるゾンビを重火器で一掃する……といった類のゲームではない。道を塞ぐゾンビに数発の弾丸を当て、倒れたと見るやナイフで追い打ち、噛まれないように間合いを取る……有体に言って、地味なゲームである。


 これはリアリティにこだわることで陥りやすい問題だが、バイオハザードはそこに適度なフィクションを取り入れることで、絶妙なバランスを保っている。ゲームの舞台となる洋館での「謎解き」は、フィクション要素の最たるもの。いちいち謎を解かないと移動できない館など、欠陥住宅もいいところだが、それがないとゲームとして面白さが「ゾンビとの駆け引き」に集約されてしまう……とあれば、その必要性がご理解頂けるだろう。

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