咆哮のルドルフ

作者 淡 湊世花

悲哀の咆哮。

  • ★★★ Excellent!!!

ルドルフの生い立ち、境遇を追いかけた上で「咆哮」の意味を考えると、その重みを感じます。

禁じられたものには、禁じられるだけの理由がある。それを解禁することはどんなリスクを孕むのか、それを解き放つことを頻繁にすれば価値が一気に下がってしまう。
物語としての口を封じられた彼の重み。禁じられたものは解放されることを望みがちですが、その意義を、その重みを、ひしひしと感じる物語です。

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