2000年、PanasonicはTechnicsから発売された、レッスン先生とい名の、デジタルピアノと併用して使えるピアノ練習用のMIDIプレイヤー/レコーダー。かつてはPanasonicやTechnicsからもデジタルピアノは発売されていた。

フロッピーディスクからSMFを読み込み、演奏をバックにピアノ練習ができるというもの。再生テンポが変えられたり、パートをミュートして練習ができたり、演奏を録音したりと様々な使用方法がある。本体にはスピーカーが搭載されているため、単体で音出しが可能。ラインアウトからデジタルピアノに音を出すこともでき、逆も然り。

GMに対応しており、128音に8個のドラムセットを搭載。テクニクスのGM音源は貴重。MIDI-IN端子があるので、デジタルピアノと繋いで使うという想定。もちろんほかのMIDI機器も繋げて使える。最大発音数は32音。音のクオリティーはそこそこで、ピアノはステレオ、エレピも強弱の変化があり、オルガンはロータリー使用だったり、シンセ系の音も綺麗、ドラムの音がわりかしリアルだったりとなかなかの出来。

4trシーケンサー付き。リアルタイム入力で20000音まで記録できる。

GM音源だが、これをDTM音源と言えるかは微妙。