恋ひとつ、ふたりのあした、晴れますように。

作者 氷川マサト

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★★★ Excellent!!!

こんな美しい小説に、妙なレビューで申し訳なくなります。

恋愛小説はあまり読む方ではないのですが、思いもよらず一気読みしてしまいました。

物語としても、恋愛としても、完成度が高く惚れ惚れします。
心が温かくなったのと同時に、とても勉強になりました。

Good!

『弓道あるある』なシチュエーションを恋愛に絡めてくるのは良いなと思いました。甘酸っぱい青春を描くのに一役買っています。

 結先輩は弓道を始めてまだ1年ということですが、そんな先輩の弓道の表現力は可愛らしくもあり、説明の要点をそこそこわかっている風なので、将来の伸び代を感じさせるものでした。
 弓道経験者の私が言います。
 結先輩は大会には弱いけど、審査には強いタイプであると。

 となると牡丹くんは、結先輩とは逆のキャラクター性なのかも?と予測しています。
 人としては似た者同士だけど、弓道では真逆の性質。それ故に二人は支え合う関係性としてピッタリなんじゃないかなと。
 弓道的に幼い先輩が、年増な後輩に追い付こうとする…いいと思います。

★★★ Excellent!!!

私の親戚が矢師といって矢を作る仕事をしていますが、私は弓道の心得がありません。そんな私でも、わかりやすく説明されていて、それが弓道場の緊張感と重なってきました。
その緊張感につつまれてだんだんと近づいていく二人。
素敵な文章だと思います。
追伸 一行一行真剣に拝読させていただきました。
わたしには到底及ばない文章力だと思います。美しい世界観を見事に表現されていて。まさしく「一行読むたびに驚愕し」ですね。作者さんを「せかしてしまう」のであまり使いたくない言葉なんですが、「続きが読みたいです。」そんな衝動に駆られます。