「はやふさ9号」は10個のモジュール宇宙探査衛星で構成された一群で航行していた。そしてこの物語は四畳半の部屋、モジュール1から始まる。※本作品を最後まで読み終わってなお、人工知能「はやふさCPU」との友情はきっとあると確信するのです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(119文字)
主人公の何処か他人事な語りで淡々と続くストーリSFとしてのリアリティが随所にかんじられる設定と素朴な主人公&AIのミックスに惹きつけられました設定の疑問も伏線だったと納得の話運びで脱帽です。程よい長さでテンポよく読めたので、資格試験の時間を大分使ってしまいましたw
思考実験として面白いと思う。まぁここまで細かく状況までは思考は普通しないが、状況的にはこれは実行される事は無いだろうが、人の命より貴重で非常に有用な資源が発見された場合はこういうミッションが実行されてもおかしくないだろうね。上手く展開を書いているので、物語としても中々良かった。続きが気になる作品でした。