有名な女の子
自慢じゃないけど、わたしは足が速くない。
正確には、速くはないけど、遅くもない…かな。
校外の陸上大会のリレーで言えば、補欠に選ばれるか外されるかの、ボーダーラインにいる感じだ。(汗)
そんな自分にとって華澄ちゃんは、学年は違っても、かなり有名な女の子。
短距離・中距離どっちもイケて、しかもそれなりに結果も残してて…。
だから、一度も話したことはなかったけれど、顔も名前もバッチリ知っていた訳で。
“うん、だって普通に可愛いし…。
五年では男子からの人気はピカイチで、むしろ一人勝ちくらいの勢いだって聞いている。”
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます