実話「艦上のドックファイト」アンノウンを追撃せよ!

作者 かいしげる

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★★★ Excellent!!!

実話、だという。
見事な筆致で、緊迫感のある状況を描ききっている。
短いスケッチであるにもかかわらず、読み手を引きつけ、最後まで読ませ切る。冷戦が終わる間際の、自衛隊の一コマを垣間見ることもでき、非常に興味深かった。

★★ Very Good!!


他のカクヨムユーザーさんからのお薦めで読んでみました。

新人自衛官としての作者さんが体験した出来事だと思うのですが、非常に丁寧に書かれているので、様々なシーンを、リアルな映像と音声(想像なので映画の音源的な感じではありますが)を伴って感じることができます。

ただ、ちょっと短い。



他にもこの作者さんが体験した様々な自衛隊でのできことに興味を抱いたので、次は『実録!海上自衛隊「かるがも艦隊」小型掃海艇は宝石の海に踊る』を読んでみることにします。

★★★ Excellent!!!

緻密な描写から、実話の密度というものがどれほど濃いものであるかということを思い知りました!

描かれている場面を粗筋で書けば単純ですが、そうすることで抜け落ちてしまう情報量の多さ……それこそが、本作を魅力ある「物語」としているという事実に、改めて「フィクションとノンフィクションの違い」を垣間見たように思います!

それでいて、読者にすっと入ってくるものがあるのは、ノンフィクションでありながらも、フィクションを効果的に織り交ぜてあるからであろうとも思います!

筆者はこれを小説ではないと仰っていましたが、私は見事なノンフィクション小説だと思います!

★★★ Excellent!!!

ある日、ある「フネ」で起きた出来事。
6000字強しかない短編ですが、
その状況が手に取るように伝わってきます。

私も大きな船の機関室に入ったことがありますが、
そのとき感じた油の匂いやエンジンの轟音が
つぶさに蘇ってきました。

実体験ならではの迫力と緊張感。
それを描き切る、見事なまでの筆力に敬服です。

素晴らしいノンフィクションを読ませてもらいました。



★★★ Excellent!!!

映画を観ている気分になります。

経験に裏打ちされた確かな描写と、その描写力が
昭和末期の緊迫感を余すところなく盛り立てます。

小説ではない、と宣言されていますが、
いやいやなかなか、序盤中盤そしてクライマックスへと
一気に持って行く展開手法、
これは紛れもなく(ノンフィクション)小説だと思いますよ。

カクヨム読者さんの多くは平成生まれかな、なんて思いますが、
当時のソ連は、今のロシアなんかよりももっと情報が少なく
不気味な国家でした。
ペレストロイカ以前の国家情勢を知っていれば
より緊迫感をもって読むことができるでしょう。

★★★ Excellent!!!

 著者の実体験が描かれているというだけのことはあって、さすがのリアリティと臨場感があります。
 クライマックスはソ連の戦闘機と遭遇する場面ですが、それ以外にも自衛隊の実際の任務の様子も細かく知ることができます。
 少し古い話とはいえ、国防の現場の一端を垣間見ることができる作品です!

★★★ Excellent!!!

自衛隊と聞くと、良い話も悪い話も耳にする。悪い話の方が印象に残ってしまうのは、人の性なのだろうか。
それでも抑止という観点から、自衛隊不要の声は絶対に上がらないだろう。
作中にある、ぼろぼろ辞める新人と、航空自衛隊格好いいという矛盾する記述は、複雑な人間の機微を捉えており、感銘を受ける。
艦の構造を全く知らない私には、少しとっつきにくかったが、領空侵犯機襲来の緊張感は本物のそれであり、非情なリアリティーを教えて頂いた。

★★ Very Good!!

この作品については、作者ご自身の説明文を参照ください。その記載内容を信じて読み始めて、間違いありません。
この作品に満足した方には、作者の「カルガモ艦隊」の一読をお勧めします。この作品のような緊迫場面はありませんが、自衛隊員の職場を知ることができる、私の推薦作品です。
最後に作者に一言。要望に沿って頂き、ありがとうございます。でも、短編には星MAX2つの信条なので、御理解ください。