日々徒然カクヨム日記

最近の流行りに疎くなったのはお笑いを見ないせい？

　文章にも流行り廃りがあって、若い人の文章には今の時代、空気感が上手く表現されていたりするじゃないですか。特に一人称の話を書く時はそう言うのが大事な気がするんですよね。常に心理描写を入れないといけない訳ですし。

　流行り言葉はネット、特にＳＮＳを見ていても知る事は出来ますけど、流行ってしまってから見ているので語源とか用例とかが正しいか分からんですよね。基礎を知らずに応用を見ているようなものです。それでもいいのかもですが……。

　何故こう言う書き出しかと言うと、最近自分の文章が古い気がしていて。少なくとも、最近の流行りの表現を私は知らないんです。どげんかせんと……この表現も古いですナ。

　文章の流行りの一番手っ取り早い摂取方法はバラエティ番組です。一通り人気の番組を見ておけば、時代の空気を掴む事が出来るはず。テレビを見なくなってそう言うのに疎くなったんですよ。

　私が最後に見ていたのが千鳥が人気になった頃くらいかな。それ以降はテレビはアニメしか見なくなりました。だから「癖が強い」までは知ってるんですけど、そこから先がね。その後になかやまきんに君ブームが来たのはネットの反応で知りましたけど、彼の持ちネタは大昔から変わっていないのでこれにはついていけました。それくらいかなぁ。パワー！

　最近のバラエティの流行りってどう言うものなんでしょ？　やっぱ知ってたら小説にも使えるでしょ。地の文でもセリフでも。最近たまに目にするような表現で言えば『角度』ですかね。これの元ネタは芸人さんのネタじゃないかも知れませんけど、いつの間にか広まっていました。

　とある情報を理解するためにはこの情報を前もって知らないといけないと言う時に〇〇を履修するとか言う表現はネット発なんかな？

　芸人さん発の表現と言えば、古くは気分がブルーになったとか、さぶっとか、秒で〇〇とか、まぁでも古い表現だと使うと時代遅れみたいに思われる事もあるのが難しくもありますね。

　ネットは自分の興味のあるものしか見ないので、それだけだと新しい流れに気付かないままと言うのもあるあるです。好きなものだけに囲まれるのも心地良いですからね。そう言う意味でも、時代の流れはテレビから得るのが一番楽なんです。

　じゃあ見ればいいじゃんって話ではありますけど。興味がなくなったんだなこれが。

　基本的に流行は一番流行っているメディアから生まれるものですよね。ネットで言えばティックトックでしょうか、今は。ただ、私が好きじゃないと言う……。

　好きに生きると時代に取り残される。好きと引き換えに失うものは割と多いですな。