小学生向けの作品かぁ……

 ある日(※執筆時)私がぼうっと自主企画を眺めていると『このルール守れる人いないよね?(ルール絶対守ってね)』と言う、すごい挑発的なタイトルのものを見つけました。一体どんな条件なのかなと見に行ったら、確かにこれは中々に難易度の高いものだったのです。


 https://kakuyomu.jp/user_events/16816927860945515103


 この自主企画の何が一番ハードルが高いのかと言うと、まず、『残酷描写』『暴力描写』『性描写』なしと言うところ。残酷と性はまだ分かりますが、暴力禁止は地味に辛い。つまり、この物語に悪者が出てきてはいけないのです。主人公が博愛主義者でも、敵的な存在がいたならそいつは必ず暴力を振るいますからね。


 他にもジャンル縛りや名前縛りなどがあります。最後に漢字には全ルビだそうです。これも地味にしんどい……。


 何故こんな条件なのかと言うと、企画主が10歳の小学生だから。小学生のカクヨムユーザー、微笑ましいですね。多分女の子かな? 男の子だったら暴力描写は大丈夫でしょうし。むしろ男子小学生は大好物でしょ。

 全ルビも小学生なら納得なのです。少年漫画雑誌も漢字には全ルビですからね。多分少女漫画もそうでしょう。


 そう言う企画の割りに、企画内容の説明では難しい漢字もガンガン使用しているんですけどね。まぁその辺りは、頑張って難しい言葉の言い回しをしているんだなあと言う事で。


 私も最初の創作は童話でしたからね。暴力描写もなし。黄色い風船が風に吹かれて旅をする話でした。

 https://kakuyomu.jp/works/4852201425155000275/episodes/4852201425155000416


 あの頃を思い出せば、この企画に参加出来る作品も書けるかも知れません。他の条件もあるので、書けるかどうか分かりませんけど(汗)。


 で、小学生ユーザーもいるんだと言う事で、改めて小学生向け作品を書くとしたらどう言う内容がいいのかなと考えたんです。以前ハロウィン短編を童話風の作風で書いたら、子供向けには難しい言葉があるのが少し残念でしたってコメントを貰ったんですよね。

 マジで子供向けを意識するなら、子供にも分かる言い回しって大事なんだなってその時に思ったんです。


 例えば、コスプレって言葉も子供にはまだ早いみたいなんですよね。子供向けにコスプレを説明するなら……仮装? いや、仮装の方が分からんか。難しいねえ。

 それと、子供向けなら漢字は出来るだけ減した方がいいでしょう。初めて書いた物語の『ミキオ君の大冒険』を最初に書いた時はオールひらがなだったんです。このオールひらがなは読み辛くもあるので、適度にスペースを入れるとかの工夫をした方が良いのでしょうね。


 小学生向けなら、ルビさえあれば普通の文章でもいい気はします。私の小学生時代も、変に子供向けの本より普通の文章のものを読んでいましたもん。あ、でも4年生以上なら、かな。

 内容に関しては、小学生が楽しく読めるレベルのものを意識した方がいいのでしょう。タコピーの原罪みたいな話は、もうちょっと大人になってからと言う事で。


 この自主企画、現時点(※執筆時)ではまだ参加作が0です。誰か興味を持った人がいたら挑戦してみて欲しいな。5月20日まで募集しているから、私も何か思いつけたら書くかも知れません。予定は未定ですけど……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る