ミスリードって難しい
私、ハロウィンとヴァンパイアがテーマの作品を公開したのですけど、この作品はミスリードを意識して書いたんですね。
鮮血のハロウィンパーティ
https://kakuyomu.jp/works/16816700428068935593
ミスリードにも様々なパターンがありますが、一見物語の最初の雰囲気のまま進むと見せかけて、途中から違う展開になるのが定番ですよね。伏線は散りばめるものの、何とか読者の予想を裏切らないといけません。後半の展開に「そうきたかー」と思わせてナンボです。
となるとですね、大事なのはネタバレ回避です。匂わせまでの提示はいいのですけど、それ以上具体的にしてはいけません。読む前にネタバレをしてしまっては興ざめです。
何が言いたいかと言うとですねえ。ミスリードが大事な作品においてのタイトルやキャッチフレーズ、後タグ。これらの設定が難しいと言う事なんですよ。作品の展開が分かるようなタイトルやキャッチフレーズは論外でしょう?
まぁタイトルやキャッチフレーズは、工夫の見せ所で何とかうまくごまかせられる気はします。一番の問題はタグなんですよ。みなさんはミスリードを重視した作品のタグはどのように設定していますか?
今回の『鮮血のハロウィンパーティー』でタグを設定する時、とても悩んだんです。物語を最後まで読めばこのタグは必須だけど、これネタバレになるなとか。書いては消し書いては消しの繰り返しでした。タグにヴァンパイアと入れるだけでも勘の鋭い人は先が読めてしまいますからね。入れてますけど(汗)。
一番賢明なのはタグを何も設定しないか、ネタバレにならないタグだけ入れると言うものでしょう。8つ全部埋めようとするから悩む訳で。カクヨムの作品を見ると、タグ欄を全部埋めない作品も少なくないですよね。
でも枠があったらそれを全部埋めたいと思うのも人情なんだなぁ。自分で自分の首を絞めるんだなぁ。
今回の自作のタグですが、結構ネタバレになっているような気はします。ただ、タグだけでどう言う結末を迎えるかまでは読めないはず。読めていないといいな。こればっかりは設定した本人は分からないからなぁ。結末さえ予想を裏切れていたなら、作者の意図通りでオッケーなのですが。
今回自分なりのミスリードが書けたと言う事で、今後もこのパターンの展開に挑戦していく事があるかも知れません。可能性が広がるっていいね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます