同じ展開を何度も書くのは飽きるね

 WEB小説書きの皆さんは長編も10万文字が基本で、何年にも渡って作品を書き続ける事はあまりないと思います。それに対して、プロの人気作品になると話が何年にも渡る事も珍しくないですよね。作品内の時間ではそんなに時間が経っていない事もありますけど。


 つまり何が言いたいのかと言うと、作品内時間が2年目以降に突入して去年と同じイベントを描く状況になると困った事になると言う事なんです。読む方もそうでしょうけど、書く方もちょっとマンネリに突入しちゃうんです。ああ、またこのイベントかぁ。みたいな。


 勿論別の展開を用意すればいいんですけど、一応展開的には新しい要素は入れるんですけど、最初から最後まで別物のイベントにはならんですよね。導入部分は同じで途中が違うとか、最初は違うけど落ちは同じになったりとか。

 同じイベントはしないと言うのも手ではあるのですけど、それも逃げのような気がするんですよね。定番イベントはやっぱり入れたいじゃないですか。


 定番イベントを入れつつ、マンネリにならないように常に新しい要素を組み込んでいく。これって短期決戦の10万文字で終わる作品を書く人には必要のないスキルです。何年もずっと続ける日常系作品を書く人には逆に必須な能力ですよね。

 カクヨムでそう言う作品を書く人がどれだけいるかって話ですけど(汗)。


 そう考えると、何年もずっと季節イベントを絡めて続けている日常系作品の作者の人はすごいですよね。小説では少ないかもですが、漫画では割と見かける展開。私は2年目で既にちょっとめげかけています……。たはは。

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