スピリチュアル小説?

 私はほら、スピ日記を書くくらいにはスピな者な訳ですよ。だからスピリチュアルがタグにあるとすごく評価が厳しくなります。ちゃんと本物のスピリチュアルな内容になっていない許せねーんですわ。


 まず言いたいのは、オカルトとスピは違うと言う事ね。スピを名乗るならちゃんとスピ知識を勉強してそのお約束に従って書いて欲しいんだな。それか、作者自身がチャネリング出来るならその内容を物語にするのはアリやね。スピをタグに入れながら、内容はと言えば適当に占いをテーマにしたとかじゃダメです(断言)。


 オカルトなら何でもいいんですよ。オカルトだから。不可思議なものは全部オカルトでいいです。本来の都市伝説もまたオカルトです。あれは元々が現代の怪奇現象の話でしたからね。おばけだろうがUMAだろうが宇宙人だろうが魔術だろうが呪いだろうが、何でもござれです。そう言う現象を総称して『オカルト』ですけんね。


 よく創作者が退魔モノを書くでしょ。あのジャンルはホラーかオカルトですわな。決してスピではありません。スピ知識やスピ作法に則ってスピ原理に従っているならスピかも知れませんけど。つまり、全く架空のものをでっち上げてはいけないのです。それがスピリチュアルならね。


 勿論これは私の基準です。こだわらない人は全く気にしないでしょうし、それでいいと思います。ですが、私は正しい知識なり霊感に基付かないなんちゃってスピが一番キライなんです。自分でも簡単にタグにスピリチュアルは入れられません。スピがどう言うものか知っていますからね。


 スピリチュアル小説と言うなら、深田剛史先生の『数霊』シリーズクラスの内容になっていて欲しいんです。『数霊』シリーズは陰謀論と数霊と言霊と古代史と宇宙霊の知識がふんだんに盛り込めれていて読み応えがありますよ。予言系の内容も盛り込まれていますし、物語は世界を股にかけていたり、ピンチなシーンもあったり。スピが趣味な人の必読の書となっておりますヨ。


 いきなりハードルが高かったでしょうか。ただ、スピ小説を書くならそう言う感じの内容になって欲しいなと。安易にタグにスピリチュアルを入れて欲しくないなと、こう思う訳ですね。

 私もいつかスピ要素バリバリの作品を書いてみたいものです。ただ、よっぽどのものが書けない限りタグに入れられないかなぁ……。

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