真面目で硬くて面倒臭いよりはくっだらない内容の方がいいな
私はほら、エッセイを読む事が多いのですが、だからってどんなエッセイでもいいって訳じゃないんですよ。これは前にも書いたかなと思います。読みやすくて、勉強になる内容があるとモアベターよと言うものでした。だから一時期は創作論を読み耽っていたんだと思います。
で、基準はそれだけかなとも思っていたのですけど、色々エッセイを読んでいて、どうもそれだけじゃないなと。これは個人の好みの話なんですけど、合わない作風のエッセイは読むのがきつい事に気付きました。当然の話ですよね。
私が苦手なもの、それはタイトルの通りです。とは言え、タイトルの文章ではちょっと誤解してしまうかも知れません。別に真面目でもいいんです。文章が硬くてもいいんです。ただ、面倒くさい文章が苦手なんです。色々難しい言葉を使って話の展開もあっちこっちに飛んで、最終的に何が言いたいのか分からない文章。特にこれが苦手です。
最近そう言うエッセイを目にしましてね。読むのが非常にしんどかったです。訴えているテーマは悪くなかったので、もっと分かりやすく書けば評価もぐんと上がるのではと思うのですけどねぇ。勿体ない。
とは言え、エッセイは自分の思いをぶつけてナンボですし、自分はこんな思想だと言う事を伝えるために、敢えて面倒臭い文章にしているのかも知れません。全く需要がない訳でもありませんしね。中にはこの面倒臭さがいいんだよーって人もいると思います。
だからまぁ、私が面倒くさい文章が苦手と言うだけの話で。面倒くさい文章よりはくっだらないテキトーな内容の方がいいなー。今日こんな番組を見てゲラゲラ笑ったわーみたいな。かわいい猫に会ったんだけどすぐ逃げられてぴえんみたいな。そう言う方がスッキ!
エッセイって人柄が現れますよね。だから読んでいるって部分も大きいのかも。今後も自分に合った作風の作品に出会えるといいな。
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