パクリなのかそうでないのか
この間(※執筆時)近況ノートを見ていたら、パクリじゃないのにパクリって言われて困っているって内容のものがあったんですよ。そこでその作品のレビューを見たら、ああ、これ、この人が本当に知らなかったら困るやつだなって思うようなレビューでした。
大体ね、全ての人が全ての元ネタを知っている訳じゃありません。これ〇〇に似てると言われも、その〇〇を知らないって事は十分あり得る話なんです。ただ、これを証明するのはまず無理です。悪魔の証明ってやつです。
知っているなら知っていると言えばそれでいいですけど、知らなかったって主張の場合、そう言う体の嘘もつけますからね。本当に知らなかったとしても、嘘を付いていると疑われればもうどうしようも出来ません。
なので、本人は知らないのにパクリだって言われるのが一番困ると思うんです。私だってそんな事言われたら困りますよ。どうしようもないですもの。
今の世の中、大抵の話のネタは出尽くされていて、どんな話も大抵は何かのパクリだって言われれば言い逃れ出来ない感じですよね。自分で思いついた話が既に既存のネタだったって事はよくある事と思います。こう言う場合にどう言う反応が出来るかですよ。ここで作者を責めるような書き方はイカンと思うなぁ。
全然そのネタを知らないのにそのネタと被る事もある。指摘する人はその事をよく認識して欲しいと思います。まぁ、そう言う指摘をする人は基本的に気付いたら素直にそのまま伝えてしまう人なので……。空気を読まない系の人ではないかなと思うんです。
かと言って、本当はパクったのに知らないフリの可能性だってあるっちゃある訳で。本当、こう言う問題は扱いが難しいですよね。
私だったら、似てると思っても相手を刺激するような指摘はしないかな。余計なトラブルになっても困りますし。
WEB小説の場合、流行っちゃうとテンプレと化してそのジャンルがみんな似た展開になるのもお約束ですけど、それによって誰それがパクったって騒ぎにはならないから、こう言う文化もいいなって思います。
非商業作品でのパクりパクられ論争は不毛な気がしますからね。
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