短編の種類

 最近(※執筆時)、私はリハビリで短編ばかり書いていたのですけど、1話あたりの文字数が全て3000文字を超えております。長いのは1万文字超えなんて言うのも。そう、短い短編が書けないんです。

 

 で、私が思うに、短編ってふたつのパターンがあると思うんですよね。ひとつは長い話の一部を切り取った形のもの、ワンシーンだけの短編。もうひとつはちゃんとした話の短いもの。私はこの前者、つまり、シーン切り取りタイプの話が書けないんです。途中から始まって途中で終わると言うのがね。


 一話をまるごと書くなると、やっぱりある程度の文章量が必要になってくるじゃないですか。最初に主人公や世界の説明をして、やがて事件が起こって解決して。そこに謎やら挫折やピンチからの復活などの起承転結を入れる。

 そう言う風に書くと、自然に長くなってしまいます。物語を短くまとめられる人はすごいですよね。


 ツイッター小説とかの100文字程度で物語を表現するのはシーン切り取りタイプの代表かなと思います。前後の描写は読者の想像にお任せ。それでいてしっかり頭の中にイメージを作り上げてしまう。センスですよねえ。


 こう言うシーン切り取りタイプって構想上はしっかり話をちゃんと作ってからその一部を切り出すんでしょうか? それともいきなり途中から初めて途中で終わっちゃえるんでしょうか。

 多分、書ける人はいきなり途中からでも書けるのでしょうな。すっごーい。


 お題小説の場合は、長くなっても一話完結でいいと思っています。とは言え、シーン切り取りタイプの短編もいつかは書けるようになりたいものですじゃよ……。

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