日々徒然カクヨム日記

読み手、書き手の男女の違いについて

　某読み専の人のエッセイを読んでいて思ったのですが、やはり読み手にしろ書き手にしろ男女で違いってありますよね。勿論中には男性だけど女性っぽい傾向の人もいれば、また逆に女性だけど男性っぽい傾向の人もいる事でしょう。

　なので、これは大雑把な分類と考えてもらえればと思います。

　性差と言うものがあり、体の仕組みが違う以上、例えば脳の傾向やホルモンバランス等、違いはあって当然だと思うのですよね。後、育てられ方でも大きな影響を受けるでしょう。

　この話を突き詰めると別ジャンルの話になるので、違いはあるものだと言う前提で話は進めます。

　で、男性はほら、戦いが好きじゃないですか。なので勝負事の話が好きな訳です。女性は恋愛の話が好きですよね。テンプレ的なアレですけど。後は作品への愛情の注ぎ方。

　ヲタク市場は女性が支えているとも言われたりして、今の時代は女性人気を当てにしている売り方をしている作品も多いです。いわゆる腐女子人気ですね。そうでなくても女性は以前から物語を腐女子変換しながら楽しんでいた訳ですから、そこに特化すればどうなるか……刀剣乱舞の人気とかを見ると明らかです。

　イメージですが、男性はどちらかと言うと広く浅く楽しみがちで、女性は狭く深く楽しむ傾向にあるような気がします。うーん、そうでもないかなぁ。ま、それはあなたの感想ですよねと言われたら返す言葉もありません。

　某読み専エッセイの人は読み専は自分の好きな作品を探し、好き要素以外はあまり重視していない、余計な描写は単に邪魔、作品が好みなだけで作者にはそんなに注目しない等中々パンチの効いた主張をしていました。後、誤字脱字も気にしないし外伝とか番外編とかもいらないとか。こちらの方は女性です。

　で、他の読み専の人はまたスタンスが違うんですよね。自分の好きなものを読むと言う部分は同様なのですが、その人は作品の完成度を重視しているとの事。こちらの人は男性です。つまりは男性視点。

　男性と女性で楽しむポイントは違うんだなあとその時思ったのです。勿論この２人が女性代表と男性代表と言う訳ではないのですが。そう言う傾向はあるのかなと。

　受けたい作品を書こうと思ったら読む人が何を求めているか、それを意識して書くといいかも知れませんね。その傾向を知るために読み専の人のエッセイは大いに役立つと思います。