恋愛に似ているのかも知れない

 読み専目線のエッセイを読んでいて思ったんです。WEB小説って恋愛に似ているのかもって。え? 意味が分からない?


 オーケーオーケー。まず順を追って説明するよ。読み専エッセイを読んでいて分かったのだけど、読み専は自分の理想の作品を常に求めている訳よ。当然その基準は高いよね。婚活で年収1000万以上の男を探すくらいの条件が厳しい。

 つまらなかったら当然読まないし、読み辛かったり難しすぎても読まない。例え好みに合っていたとしても、途中で好きな展開からズレたらもう読まない。要するに我侭なんですな。


 では書き手はどうかと言うと、これまた読み専に対する意識が低い。読まれない読まれないと言いながら、自分の好き勝手に書いていたり。自分の書きたい事優先で、こうすればもっと読まれるなって視点で作品を書いていなかったりします。


 そう、読まれないのは、書き手が好きに書いているから。読み専の人に読んでもらえるように書けば、好き勝手書いていた時よりは読まれるようになるはずです。

 どれだけ力を入れて書いても、読み専の人が気に入る書き方をしなければ読まれないんです。身だしなみをきちんとしてオシャレをしなければモテる訳がないのと同じです。

 素が良ければ一週間風呂に入らずに寝癖のままのジャージでモテるかって言われたら無理って話ですよね。そう言うとこだぞ。


 魅力的な読み専ってアイドルを射止めるには、気に入られるような作品を書かないと駄目なんです。その代わり、読み専が気に入ってくださればすっごいプッシュしてくれます。読み専と言う彼女はとても情熱的なので。


 ほら! 恋愛と似てる! 私からは以上です。スタジオに返しまーす!

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