脳内突っ込みが適切な人ほどいい作品が出来る……のかも?

 作品を書いていて、アレ、このキャラなんでこう言う行動とってるんだっけ? とか、ここでこう言う展開になるのは不自然では? って思って文章を加筆修正した事はありますか? 

 自分の中で脳内読者が脳内ツッコミするのでその場で設定や描写を追加、あると思います。私なんてしょっちゅうそれをしていますよ。一度書き上がって読み直した時にも、その脳内突っ込みで表現を直したりするのは日常茶飯事です。

 

 この表現、重複してるよ、とか、このキャラがこう言うセリフを喋るのは変じゃね? とか、脳内読者の人には感謝しきれません。まぁそれであの出来なのですけどねガハハ笑とけ笑とけ。


 思うに多分この脳内突っ込みの声が適切な人ほど、いい作品が書けるんじゃないかなと言う気がします。出来上がった作品を執筆中から眺められる人は執筆者本人しかいませんからね。

 その感覚を磨くのも、作品の質を高める要素のひとつになるのではないでしょうか。


 そりゃアレですよ。身近に作品を俯瞰して眺めて冷静に評価してくれる人がいればそれが一番です。やっぱり脳内突っ込みは自分がしている以上、どこかに甘えが出てきてしまいますからね。自分に超厳しい人なら大丈夫かもですが。


 ただ、周りに編集者レベルのアドバイスをしていくれる人がいるって言う恵まれた環境の人がどれだけいるやらって話なんですよね。私、周りに執筆している事は知られてはならぬ絶対の秘密ですから。

 部活で文芸部に入っているって人なら、仲のいい部員がその役割をしてくれるのかな? どうかな?


 私は今咳をしても1人なので、脳内の読者の人と仲良くやっています。あんまりツッコミが激しいと、こまけえ事はいいんだよって逆に無視もしてしまいますが(それがレベルの上がらない主な理由)。

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