話のスケールを大きくする? それともこじんまりとさせる?
物語を書いていてまず考えるのが、その話のスケール設定です。個人的な話で終わるのか、世界を救っちゃうような大規模スケールにまで拡大するのか。
私、昔は物語と言えば世界を救うものだと思っていた時期もありました。
最近は結構個人的な話で終わるような作品をよく目にするようになりましたね。アニメにもなった「刻々」と言う作品はひとつの大きなエピソードを丁寧に描写し終わって物語が終わりました。
漫画やアニメでこう言う展開は結構珍しい気がします。普通は幾つかのエピソードを積み重ねて大きなスケールでクライマックスを迎える事が多いですからね。
翻って小説の場合、こう言う作品は珍しくないですよね。10万文字の作品を読むと、上記の「刻々」のようにひとつの大きなエピソードを丁寧に描写して終わる作品をよく見かけます。
逆に、ミニエピソードを積み重ねるTVアニメ的な作品の方をあまり見かけないような……。
で、みなさんは作品を書く時にスケールをどうしていますか。実際、スケールが大きくなればなるほど描写が難しくなるのですが、その分、やりきった後の爽快感が違うんですよね。どう言うスタイルにせよ、世界を救えば英雄ですから。
私は長編の話を書くと結構スケールを大きくしがちなんです。何かと世界を救いがち。話のスケールは大きい癖に表現力が足りないので、リアリティはなくなっちゃうんですけどね。最初からあんまりリアリティはない方ですけど(汗)。
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