プロットは構図であり下書き
絵を描く人や漫画を書く人、写真を撮る人は構図をしっかり考えて描いたり撮ったりしますよね。構図やアングルって大事です。見せたいものをどう見せるか、時には敢えて見せないようにして目立たせたり印象に残らせたりします。構図の取り方にもセンスや個性が現れますね。
上から見るか、横から見るか、背後に廻るか、下から見上げるか……一度考え始めたら中々決められずに時間ばかり消費してしまったり……。ある日ふと私は思ったのです。小説におけるそう言う構図決めがプロットに相当するものなのではないかと。
小説をいきなり書き始める人はいます。特に初心者はそう言う人が多いと思います。書き方の基本を知りませんからね。いきなり頭の中のイメージを描写し始める。それはそれで悪くないと思います。悩まない内は。頭の中で完成形のイメージが出来上がっているならその方が早いですし。
プロットって描きたいテーマをどのように見せるかの試行錯誤の場とも言えますよね。簡単な筋書きで色々試して自分の一番表現したい描写を探る。視点のカメラを移動させる。役者の演技を色々と試す。エフェクトの効果的な使用を試す。
絵で言えば当然下書きの要素もプロットにはありますよね。大体の大雑把な当たりをつけてそこに筆を入れていく。しっかりしたプロットが出来上がれば、しっかりした本編も出来上がると言うものです。ここで手を抜かなければ本編の執筆もスムーズに進む事でしょう。
私はいい加減にしか決めないのでしょっちゅう筆が止まります。書きながら相応しい表現を探したり、いい表現方法が思いつかなくて苦労するんです。
本当、もっとしっかり流れを固めてから本編を書くべきですねえ。反省。
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