どっちもうなずけるけど

 WEB小説は様々な投稿サイトが乱立しています。どこを選ぶもユーザーの自由ですし、複数のサイトで活動している人もザラにいます。サイトに寄って作品を書き分ける人も、どのサイトにも同じ作品を投稿する人もいます。


 そんなWEB小説に関する意見の中で正反対な意見があります。それは、そのサイトで人気がないならどこに投稿しても同じと言うのと、その内容が受ける場所に投稿すれば人気になる。と言うものです。


 どちらに賛成かと問われれば、どっちもうなずけるとしか言えません。


 投稿サイトは重複するユーザーが居るとは言え、サイトごとにユーザー層は違いますし、受ける作品の傾向も違ってきます。若年受けを狙った作品をメインユーザーの年齢層が高いサイトで投稿しても受けは悪いでしょう。逆もまたしかり。

 そう言う意味ではサイトの趣向性に沿った作品を投稿するのが賢いとも言えます。


 しかし作品の質が悪ければどこに投稿しても結果は似たようなものになるでしょう。いい作品を書けばアウェイでもしっかり評価されると言う事は十分有り得ます。


 どんな作品を書いても満遍なく受けるサイトが理想とは言え、ユーザー層は変化し続けますし、雰囲気もまた変わり続けます。サイト開設当初は穏やかな人が多かったのに数年後には殺伐した所になっていた、と言う事も有り得ます。

 最初は若年層が多かったのに、その後に若いユーザが入ってこなくて全体的に年齢層が高めになるなんて言うパターンもある事でしょう。


 私はどうしても読まれたい、って言う気概がないので気に入ったひとつのサイトに常駐する事が多いです。読まれたいけれど他サイトに投稿した事がない人は、試しに色んなサイトを訪問して合いそうなところで腕試しをするのもいいでしょうね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る