小説を書くようになったきっかけ

 今頃になって語りますが、そもそも私は元々小説を書く趣味はありませんでした。小説も殆ど読んでいません。小説で買った事があるのはノーライフキングとスレイヤーズの一巻くらいのものです。後ちょっと粋がってドグラ・マグラを買ったものの、買って最初の数ページ目を通しただけで全然読まない内になくしてしまいました……。

 その後、かなり時を経てスピリチュアル小説の『数霊』シリーズを買うようになるのですが、小説を買ったのはそのくらいですね。


 で、小説も読まないのに書くようになったのは、当時のネット知り合いから彼の書いた創作童話が送られて来たからなんです。その童話を読んで自分でも書けそうな気になってその場でスラスラっと書いたのが、短編集にも載せている『ミキオ君の大冒険』でした。この作品が私の書いた初めての小説になります。


 https://kakuyomu.jp/works/4852201425155000275/episodes/4852201425155000416


 初期作品は自分のHPに載せたのですけど、反響は特になかったですねえ。その後もポチポチ作品を書いていたのですが、いつの間にか書かなくなっていました。


 そもそも妄想は好きで物語はいくつも思いついていたんですよ。なので書きたいネタのストックは溜まっていきました。

 小説熱が復活したのは『みんなのJP』の小説コーナーに投稿するようになってからです。このコーナーに投稿されてた小説は、言い方は失礼ですけど素人レベルで自分が投稿しても大丈夫と思わせるものがあったのです。


 それまでは小説を自分のサイト以外で投稿するのは怖かったんですよね。みんながすごい作品を投稿している中に自作の下手な作品が混ざるのは恥ずかしいと。

 そう言う場所に技術的に未熟な作品が載っていると言うのは心のハードルが下がりますよね。


 みんJに小説を投稿するようになってある程度の承認欲求は満たされたのですが、そこしか知らないとやっぱり井の中の蛙状態になって来ます。

 段々他のサイトに投稿してどこまで読まれるか試したくなって来まして、武者修業と言う感じで小説投稿専門サイトに自作を投入する事にした訳なんです。


 当時も大手投稿サイトは既に乱立していてどこにするか考えたのですが、まぁ無難に『小説家になろう』を選びましたよね。やっぱり一番メジャーな場所でしたし。


 私のなろうでの活動は自作をコピペしてペーストする小説置場的なものでしかありませんでした。PVは動くんですけど、それだけでしたからね。小説に対する情熱も今に比べたらあまりなかったです。


 そんななろう生活を続けていると『カクヨム』と言う新しいサイトが立ち上がるという話が伝わってきました。その頃、なろうでの活動に虚しさを感じていた私はなろう以外の専門投稿サイトの雰囲気を知りたくて、カクヨムのユーザー登録に走ったのです。


 ――そうして今に至ります。書くきっかけはネット知り合いで、投稿する勇気をくれたのはみんJ。そして執筆モチベーションを上げてくれたのがカクヨムでした。

 今はカクヨムが気に入っているので、他で小説投稿新しいサイトが立ち上がっても浮気する気はありません。


 今後もカクヨムでぼちぼちと作品を書いていきたいと思います。皆様どうぞ宜しくお願いします。

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