宣伝に積極的になれません

 カクヨムを利用する人には読まれる為にこまめにキャッチフレーズを変えたり、一日に何回も作品を公開したり、その公開時間を調整したり、SNSで積極的に何度も宣伝したり、後は近況ノートとか、2ちゃんに書き込むとか、レビュ瀑とか……皆さん血の滲む(?)努力をしていると思います。


 翻って私は今のところ、そう言う努力をあんまりしていません。その方向への興味もあんまりないんです。だから読まれる為にそう言う努力をしている人を見るとすごいなあと思ってしまいます。


 私はSNS、Twitterでつぶやく時も公開した時の一回きり。公開時間も全く読まれる時間を意識していません。2ちゃんも見ませんし、勿論レビュ瀑もしません。キャッチコピーも一度決めたらそのままですし、あらすじも公開後はいじりません。


 作品タイトルは一回変えたかな?あれは仮題だったから。変えた後もしっくりこずに借り題のままではあるんだけど。

 変えて効果があったかどうかは分かりませんけど、結果的には7連載で2番目に多く読まれています。うん、これは効果があったと言う事にしておこう。


 作品は読まれるに越した事はないんですけど、まずするべきなのは作品の質を高める事だと私は思っているんですよね。積極的に宣伝すればそのまま読まれる程、面白い作品を自分は書けていないと思っています。


 自分の中では作品の質とセルフプロデュースは掛け算だと思っていて、いい作品×いい宣伝で相乗効果が出ると思っています。0.1に0.1をかけても0.01です。流石に全く宣伝をしない訳じゃないから今は0.1×1.5くらいかな。それでもまだ1にすら程遠いかと。


 SNSに積極的じゃないのはその効果に疑問があるからでもあるんですよね。WEB小説好きの人しかフォロワーにいないならどんどん宣伝しまくっても問題ないだろうし、読む人も現れるのでしょうけど、私のアカウントはWEB小説好きの人はそんなにいませんし、だから宣伝し過ぎたらウザく思われそうで……。


 それに今までに何度か作品つぶやきがRTされたり、いいねされたりしましたけど、その都度確認したところ、PVは全く増えていませんでしたからね。なので、その効果は信用しない事にしています(汗)。


 読まれたい人の読まれたい執念はすごいものがありますし、それで効果が出るなら大したものだと思います。その効果が高過ぎた結果がPVや評価がすごい割に中身はそうでもない作品群なのでしょう。

 私はどちらかと言うとPVや評価はそうでもないけど、読んだら面白い!そう言う作品の方が好きかな。そう言う作品って応援したくなりますよね。


 今のところ、自作は作品の評価と作品レベルが釣り合っていると感じています。だから過度な集客に興味がないのかも知れません。そもそも私、面白い作品を書けば自然に読まれるようになる教の信者ですしね。

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