読み切りと連載
カクヨムは短編作品がたくさん公開されていますよね。私もよく読んでいます。
短編って基本的にそう言うテーマを表現したかったから短くまとめた作品が多い訳です。読みやすいので長編より読む人も多いと思います。
どうしても長編は短編に比べたら読まれにくい。そこでどうにか長編に興味を持ってもらう為の方法をある日私は唐突に思いつきました。
それがどう言うものかと言うと、タイトルに書いた通りなのですが、つまり漫画雑誌でよく行われる手法を取り入れてみては?と、言うものです。
具体的に言うとですね、まず長編の構想を練ります。ある程度しっかりプロットを作り上げたところで、その物語のいい部分だけを抜き出した読み切り作品を書いてまずそれを短編として公開するんです。
反響があれば満を持してそこから長編を書き上げて公開すればいいし、反響がなければそれを踏まえて路線変更した上で公開してもいいし、なんならボツにしてもいい訳ですよ。
この手法の利点は短編が人気になった時にスムーズに長編にもその人気を持っていきやすいところです。短編の受けが悪い時はそこで長編を書くかどうか判断する機会も得る事が出来ますしね。
長編作品って書き始めてしまうと人気がなくてもいきなり終了って中々出来ないじゃないですか。この方法で人気が出るかどうか探る事で、書き始めたけど人気が出なくて気持ちが萎えてエタると言う風な状況を回避出来るのではないかと思います。
読み切りと言うお試しが出来るのは読者側にもメリットがあるし、漫画雑誌でお馴染みのシステムだからそう言う書き方をしても批判の声もまず聞かれない事でしょう。
もしかしたら私が知らないだけで既にそう言う書き方をしている人はいるかも知れないですね。手法的にも特に画期的と言う訳でもないですし。
しかし、私を含め、いきなり長編を書く人の方が多い気がします。この記事を読んでその手があったか!と言う人がひとりでも現れたなら幸いに思います。
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