現実世界と全く同じ異世界と言うのはどうかな?
今やWEB小説で一大勢力を誇る異世界モノ。転移したり転生したり召喚されたりと、とても賑やかです。もはやそのパターンはやり尽くされたと言っても過言ではありません。
ただ、そこで飛ばされる異世界は中世ヨーロッパ的な世界が多いのではないでしょうか?
今回はその異世界の設定についてふと思った事を書きたいと思います。って言うかタイトルに書いた通りなのですが。
そう、現実世界と全く同じ異世界と言う設定です。ただし、自分がいない世界。それは当然ですな。現実世界と同じで自分もいたらそれ現実世界ですもん。
言葉も文字も一緒。通貨も普通に使えます。街を歩く人も見覚えのある普通の人間、何もかも現実世界と一緒。地域の名前も政治家の名前もお店もTV番組も芸人もよく見かける野良猫まで一緒。
でも自分だけがその世界にはいない。自分の家に行ったらその家族の中に自分がいないとかアパートは空き部屋だとか自分の存在だけが綺麗に抹消されている世界。知り合いも見かけるけど誰も自分の事は知らない。限りなく現実世界と同じだけどそこは間違いなく異世界。自分だけがいないパラレルワールド。
こう言う設定で物語を考えるのもね、面白いと私は思うんですよ。何故そうなったかの設定次第でSFになったり、ファンタジーになったり、ミステリーになったり、ホラーになったりと結構話の幅は広いと思うんですよね。
物語のアイディアに詰まっている人がいたらこう言う設定もネタのひとつとして考えるといいんじゃないかな、何て思いますです、はい。
あ、もしかして既に誰かがそう言う設定で話を書いていたならごめんなさい。うん、誰かがとっくに思いついていても不思議じゃないですね(汗)。
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