中二病キャラ

 最近はこうしたいけど出来ないんだよ助けてドラえも~んなネタが続いていますが、実は今回もそれです(汗)。

 私、中二病キャラが書けないんですよ。それっぽい描写をしようと頑張ったりするんですけど、どうしても取ってつけたような安っぽさが出てしまうんです。本物感が出せない。


 中二病キャラ、もはやラノベでは必須キャラと言っても過言でありません。多数の登場人物がいれば必ずひとりはいるんじゃないでしょうか。そうしてそのキャラが物語を引っ掻き回したり解説をしたりとキャラが立ってるが故に便利に使われます。

 眼帯をしていたり腕に包帯を巻いていたり年中手袋をしていたりはある意味お約束ですよね。


 最初は中二病キャラを出すのなんて簡単だーぜー!なんて甘く見ていたものでした。自分がかっこいいと思うフレーズを並べればそれだけで完成するだろうと。

 実際はそんな事はなかったんですね。本物感を出すにはそれなりの言語センスが必要とされたのです。にわかが手を出すべき代物じゃなかった。


 中二病なキャラのセリフはセンスが問われます。そしてそのセンスの源泉は意外なところにあったのです。あんまり勿体つけるのもアレなのですぐに結論を言いますね。


 ビジュアル系バンドの曲の歌詞です。


 故に!中二病キャラのセリフを駆使出来る人はビジュアル系バンドの曲の作詞が出来ますよ!と言う事になります。逆を言えば中二病キャラの描写がうまく出来ない人はビジュアル系バンドの曲の作詞には不向きです。残念!諦めましょう。


 何故私がそこに気付いたかと言うと中二病っぽい詩を書く人をネットで見かけて、この人のセンスはどこから来るんだろうと探っている内に辿り着いたんです。


 勿論ビジュアル系バンドの歌詞由来じゃない中二病使いの人もいらっしゃると思うんですが、中二病キャラはビジュアル系バンドとすごい相性が良い事は変わりありません。ハロウィンなんてイベントは中二病キャラの人が一番活躍するイベントじゃあないでしょうか?


 私もまだうまく出来ないですけど、いつかしっかり中二病をマスターしたいです。

 今は「風が騒いでいやがる……奴らが動き出した?まさか!早過ぎる!」が精一杯……。

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