小説内突っ込み

 皆さんは小説を書く時に小説内突っ込みを入れていますか?私は小説内突っ込み、好きなんです。これもお笑いのセンスと一緒で合わない人は全然合わないものだと思います。


 小説内突っ込みとはなんぞや?という方もいらっしゃるかも知れません。これは私の造語です。正式名称が別にあるかも知れないので、もしそうなら親切な方は教えてくださると幸いに思います。


 これは簡単に言うと地の文が物語の出来事に突っ込みを入れる表現の事です。キャラが心の中で物語の上の出来事に対して突っ込みを入れるのとは違いますよ。

 そうしてたまに語り部が突然物語とは直接関係ない事を語ったりもするのです。そう言う演出のある小説を読んだ事はお有りでしょうか?


 私が唯一追いかけている小説が深田剛史先生の数霊シリーズなんですけど、この小説、そう言った小説内突っ込みが結構多いのです。そして面白いんです。

 初めてこのシリーズを読んだ時はそのあまりの自由さに小説の新しい可能性すら見出したものでした。小説ってふざけていいんだ!……なんて。そのくらいの衝撃でした。

 それは私が普段小説を全然読まないせいでもあったのでしょうね。読書が趣味の人ならばそんなの珍しくないよって言いそうですし。


 そんな訳で小説内突っ込みを自作にも入れたくなってしまうんです。拙作のそれはまだまだ未熟なもので、お恥ずかしい限りです。


 小説内突っ込み、苦手な人もきっといるでしょうね。特に真面目な話だと雰囲気ぶち壊しですし。作風に合えば使うって感じでしょうか。使わない人は全然使わないかも知れませんね。


 私は小説をほとんど読まなくて、唯一読んでいるのが上記の数霊シリーズくらいなので小説内突っ込みの基準はよく分かりません。

 でも場を和ませる程度の突っ込みは入れてもいいんじゃないかな?と思います。


 基本的に面白い話が書けて、その上での突っ込みがいいのでしょうね。私も、もっと精進したいと思います。上手い小説内突っ込みが書けるように。

 あ、でも苦手な人がいたらごめんなさい。

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