空挺ドラゴンズ
この作品は『good!アフタヌーン』に連載されている漫画が原作のアニメです。空を飛ぶ龍を捕って生活する
ぶっちゃけて言うと、ファンタジー版捕鯨作品なんですよコレ。龍を捕る方法も捕鯨の方法を踏襲してますしね。後、この作品を見ると天空の城ラピュタを思い出します。世界観的にも結構似ておりますので。
この作品はCGで描写されています。製作はポリゴンピクチュアズ。CGアニメ制作でお馴染みのスタジオのひとつですよね。
この作品の売りは捕龍船の船員達と龍との命を賭けたやり取りだと思うのですが、それ以上にグルメ描写に力を入れている感じがします。3Dアニメなのに、出てくる架空の龍肉料理がすごく美味しそうなんですよ。龍肉は架空でも、ベースになった料理は実在の料理らしいです。そりゃ美味しそうな訳ですわ。
龍捕りは毎回描写がある訳ではないのですけど、グルメ描写は毎回きっちりありますからね。そう言う意味で、この作品はグルメアニメと言っても良さそうです。
出てくる龍は基本的にオリジナルのクリーチャーっぽい造形が多くて、空を飛ぶ異形の生物っぽさが強調されている感じがします。ファンタジーなので、ここまで思い切った方がいいのかも知れません。この作品らしさと言うのを、龍のデザインから強く感じますね。
基本的に捕龍船内での描写なのでCGで描く方法を選択をしたのは正解だと思います。今の技術ならキャラクターもかなり似せられますからね。そりゃ多少はポリゴンっぽさも出てしまいますけど。
群像劇でもあるので様々なキャラが出てくるのですが、嫌な人が1人もいないのがいいですね。仕事現場兼生活の場でもあるので、生活の描写からシームレスに仕事の話になったり、逆に仕事の話から生活描写になったり。
嫌な人がいないと言う点で言えば、6話で空中海賊が出てきたのですが、私の想像の中の空中海賊よりよっぽど悪党っぽさは薄かったです。この空気感で最後まで進んでくれたらいいなぁ。
すごくのめり込むくらい面白いと言うほどでもないのですすが、見ていて今日も無事に乗り越えたなって思える作品です。ある意味日常系ですからね。捕龍船の日常アニメ。
淡々と話が進む感じなので、そう言う作品が好きな方にオススメかな。
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