虚構推理
この作品は真実を虚構で納得させる推理モノです。推理モノと言っていいのか分かりませんけど、まぁ、優しい嘘と言った方がいいのかも知れません。どちらにせよ、謎を解くだけ、犯人を特定するだけのミステリとは一味違うのですね。
この作品がもうひとつ違うのは妖怪モノと言うところです。どの事件にも妖怪達が関わっています。だからと言って、必ずしも退治する展開になるとは限らないのですけどね。
この作品を見始めた時、妖怪モノでミステリは斬新だなと思ったんですよ。それで期待しながら見続けていると、主人公の推理がただの想像で語っているのでは? と言う感じになり、3話の流れで虚構推理のタイトルの真の意味を知って、これは斬新だと感じたのです。
妖怪モノだから虚構、なんて単純なネーミングではありませんでした。
主人公の岩永琴子は、黙っていれば美少女なのですけど、実は片足片目で、妖怪にとっての知恵の神としての契約を結んだ訳ありな経歴の持ち主。妖怪を見て触れて話す事が出来ます。能力的にはその程度なのですよね。ミステリなので主人公に過剰な攻撃能力は必要ないようです。
頭脳担当なので頭はいいですね。性格に多少の難ありですけど。
妖怪モノと言えばアクションも期待されるところですが、そちらの担当もしっかり用意されていて、それが彼女のパートナー的な存在の桜川九郎。彼は人魚の肉を食べていて、不死身です。もう一体何か食べているそうですけど、今後の放送で分かるのでしょうね。
とにかく不死身なのでアクション担当です。どのくらい強いのかまだハッキリ明示された話はないので、5話以降に期待ですね。
原作は小説でコミカライズもされております。アニメはこのコミック版がベースなのでしょう。何となくそんな気がします。私は小説も漫画版も未見。
原作を知っている人の話によれば、4話からの鋼人七瀬編がかなり長い話だそうですので、残りの話全てを使って語るのかも知れません。分かりませんけど。
このアニメの特徴は作画の質でしょうか。とてもレベルが高いです。今後は分かりませんけど、今の所作画クオリティは一定の高水準をキープしていますね。作画クオリティの高い話は名作が多いですから、今後も楽しみにしたいと思います。
一風変わったミステリなので見る人を選ぶと思いますけど、私はこう言うの、嫌いじゃないですよ。普通のミステリに飽きた人は試しに数話見て欲しいと思います。美少女が好きなブヒブヒな人にもオススメかな。主人公が可愛いですからね。
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