プロメア 前日譚「ガロ」&「リオ」編付
そんな訳で、今日(※執筆時)観てきました。プロメア、前日譚付き上映を。地元ではこの時期に上映になってしまいましたけど、それなりにお客さんがいたので待ち焦がれていた人も多かったのでしょう。意外と女性が多かったですね。全員を見回した訳ではないのですけど、雰囲気的に7対3で女性が多かったような気はします。すごい人気だなあ。
上映が遅かったから前日譚付きなのか、前日譚付きがデフォルトなのかは分かりません。ただ、この前日譚がある事で本編の理解も深まりましたね。本編だけだったらいきなりクライマックスっぽい展開なので理解が追いつきかねるところがあったかも知れません。
で、肝心の内容ですけど、この映画と炎炎ノ消防隊の関係が上映時に話題になっていましたよね。確かに似た要素はありますけど、似た要素があるだけじゃないかなと言う気はします。
このアイディアが漫画のネタから来たものだったとしたなら、スペシャルサンクスで名前を乗せるとか、上手く取り込んじゃえば良かったのにな、とは思いますね。
パクり問題は脇に置いておいて、面白かったかどうかで言えば、面白かったですよ。監督の今までに作った作品の雰囲気が色濃く出ていましたね。特にグレンラガン要素が濃かったです。この作品、クライマックスでロボットバトル展開になるのですが、すごく……グレンラガンぽかったです、色々な意味で。
熱い展開なのはスタッフを見ればひと目で分かると思うのですが、今回注目なのはカメラワークですね。もうね、シーンによってはグリグリと動き過ぎィ! 目が回りそうになりましたよ。
話の流れ的には、お約束をこれでもかと重ねてきた感じで特にこれはすごい! と言う程のものはなかった気がしますけど、勢いが全てを押し流していく感じでしたね。この作品はそれでいいと思います。今石監督作品ですし。
後、色合いのポップさも独特でした。敵は炎を操る能力持ちなのですが、その操る炎が炎の色じゃないんですよね。最初は全然慣れませんでした。リアル炎にすると何か問題があると言う判断なのでしょうか。同じ炎を操るキャラの出てくる炎炎ノ消防隊のアニメではリアル炎に表現を寄せているので更に違和感が……。
映画の演出の斬新さに慣れるのにしばらく時間はかかりましたが、慣れてくるとこれでいいのかなと言う感じにはなります。途中で能力の謎も解けるのですけど、もしかしたらその理由のせいでファンタジー炎になっているとかなのかなぁ……。
この映画に女性ファンの多い理由のひとつとして、声優を担当した芸能人のファンと言うところも大きいとは思うのですが、劇中内に腐った人の喜びそうなシーンがあるのですよね。そのシーン目当てに見ている人もいそうだな、とか思ったり(汗)。
と、私の感想はこんなところですかな。ネタバレ要素も語っていいならもうちょっと語れるのですけど。
あ、今回クライマックスでロボバトルになるって言う、かなりのネタバレを書いてしまい申し訳ありません。本来の上映から半年は過ぎているので、大目に見てくださると嬉しいなあ。
と言う感じで、今作はトリガーファンなら間違いなく楽しめると思います。本来GW映画なので、上映が終わったってところも多いでしょうね。見てない人も円盤化されたら一見の価値はありますよ。きっと失望はしないと思います。
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