カメラを止めるな
この夏、一番話題になったのがこの映画でしたよね。実は今(※執筆時)、この映画の上映が地元で始まったのです。おっそーい! ま、田舎ですしね。仕方ないね。上映してくれるだけ有り難いって話ですやね。
実際、県庁所在地の方では8月から上映していたんですよ。ただ、より近所で上映してくれるならちょっとくらい待つぜが私の信念なので、今回もその流れに従いました。おかげで移動時間と燃料代が大幅に短縮出来たのです。やったぜ。
え? 早く映画の感想に移れですって? 移りたいのは山々なんですけど、この作品、ネタバレ厳禁みたいな雰囲気があるじゃないですか。実際、私もラジオでネタバレの一言を聞いてしまってその部分だけが悔やまれたのですよ。
そう言う展開なんだなって分かってしまうと、身構えちゃうじゃないですか。で、そのシーン待ちになってしまう。私、そう言うのがダメでねぇ。ネタバレはいかんですよ、ええ。
と言うのがあるので出来るだけ語りたくないんです。じゃあ取り上げるなって話なのですが、取り上げないとネタがないじゃないですか……。
なので出来るだけネタバレしないように配慮しつつ、ネタバレにならないように感想を書けたらなと思います。無意識の内にネタバレを書いてしまったらごめんなさい。そんな時は柱に頭を思いっきりぶつけてセルフで記憶から消してくださると幸いです(実行しないよーに)。
この映画は映画と演劇の学校・ENBUゼミナールによる「ENBUシネマプロジェクト」の第7弾なのだとか。つまり、出演スタッフがみんなそんなにプロじゃないって事ですよね。
観る側では俳優さん達の事しか分かりませんけど、確かに有名な人は……(汗)。出演者のプロフィールを見ると、しっかり活躍されているベテランの方からこの作品が映画初出演の方まで揃っている事が分かるんですけどね。
勿論新人さんだから演技がダメダメって事はないです。それまでも演劇で活躍していたとか、経歴の豊かな人達ばかりですから。演技経験すらないって人はほんの一握りです。多分この映画のヒットで今後ブレイクする俳優さんもいるんじゃないかな。
この映画って二重構造になっているんです。表側と裏側と。そうしてメインはゾンビ作品。映画作りは大変だなと思うか楽しそうだと思うか。
私は前者でしたけど、この映画を観て映画作りに興味を持つ人は現れそうだなと感じましたね。
シナリオも中々に秀逸で、あの特のあれはこう言う事だったのかと言うのが、観ていて分かる瞬間が結構感動ポイントになりましたね。
私は前情報をほとんど入れずに見ていたので、その状態で見ると最初は何だこりゃって感じになるんですよ。で、そこからが面白くなっていくんです。あの前振りがあったから全てが繋がるって言うか。
これ以上書くとネタバレしすぎちゃうかなぁ(汗)。
それと、俳優さんに合わせてシナリオが当て書きされているので、キャストに違和感がないんです。だからみんなとても自然で。しかもほとんどテレビとかではお目にかれない人達ばかりなので、そこも新鮮で良かったです。
メジャーな映画は出演しているのが有名俳優さんばかりですからねぇ。いやそれが悪いと言う訳ではないのですが。
面白いか面白くないか、個人的な感想を言えば面白かったです。私の感性は凡人レベルなので、やっぱり多くの人と同じ反応をしちゃいますね。
都会の方とかではとっくに上映されていた作品ですし、既に映画を観た人も多い事と思います。だから今更私が何を語っても……って部分はありますよね。
低予算映画らしくチープなところはとことんチープなのですけど、そこもいい味になっていました。全体的な印象としてはそこまでチープな印象はなかったですよ! チープをネタにしている感じですね。
私がこの映画で学んだのは何かを成し遂げる事の素晴らしさです。ものづくりっていいね! と言う事で、そろそろここで感想を終えたいと思います。多分結構ネタバレしちゃってますよね。未見の人、ごめんなさい。
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